一刻も早く転職したい!
この職場に居たら、頭が変になりそうだ!
今日も残業で、深夜になっても帰れない。終電を逃してしまって、疲労感から頭痛がする。
やってもやっても仕事が終わらない。この会社、一体どうなっているんだ?
労務管理がいい加減すぎる。
人生、どうなってしまうんだろう。
先の見えない仕事をしているとき、襲ってくる不安感。
とても辛いですよね。
その気持ち、よく分かります。
すぐに転職したいあなたに、最短で転職するために大切なことを伝授します。
少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。
目次
1 転職サイトに最低4つは登録する!
最短で転職を実現するためには、とにかく求人応募の回数を物理的に上げることです。
転職活動がなかなか進まない人に多いのですが、受けている求人の数が少なすぎるということです。
短期での転職を目指す場合には、慎重さを捨てる必要があります。
数うちゃあたるという言葉は語弊がありますが、精神的なダメージを受けている方や残業が過酷なブラック企業に勤めている方に限って、たくさんの求人を受けようとしません。
早く転職を決めたい!と考えているならば、転職サイトに最低でも4つ以上は登録するようにして下さい。
転職サイト・エージェントを掛け持ちする際の注意点!複数登録のメリット・デメリット
1つの転職サイトでは優良求人を見逃す可能性大
この4つ以上という数には根拠があります。
まず、一つの転職サイトだけに登録していると良い求人を見逃すことになります。
企業がどの転職サイトで求人を出すかは、決まっていません。
企業によっては掲載料金が最も値引きされるタイミングを見計らって、最も掲載料金が安いときに安いサイトを使うこともあります。
2つの転職サイトに登録すると、情報は2倍になります。
3つの転職サイトに登録すると、転職サイトごとの強みの違いが分かります。
転職サイトごとの特徴を把握しよう
転職サイトによって、メーカー系の求人が多かったり、シニア向けの求人が多かったりと特徴が見えてきます。
4つ目の転職サイトは、自分がこれまで経験してきた職種に特化した転職サイトに登録します。
IT系のエンジニア職や技術職などは、特化した転職サイトが数多くあります。
そうすると、自分の年収相場まではっきり分かります。
すぐにでも転職したい場合には、とにかく求人に目を通す量を上昇させて情報感度を高めるほかありません。
業界特化型の転職サイトを探している方は、こちらのランキングページも参考にしてください。
一日も早く転職したい方におすすめの転職サービス
doda
dodaは企業とやり取りをする担当者と、転職サポートをする担当者が分かれており、登録後はすぐに転職サポートを受けることができます。
またあらゆる業界・職種の求人を掲載しているので、あなたの要望に合った転職先をすぐに見つけることができます。
直接キャリアコンサルタントと面談しなくても、電話面談で求人を紹介してもらうことも可能なので、急いで転職をしたい方にもおすすめです。
ビズリーチ
一日も早く転職したいけど、ある程度のレベルの待遇は欲しい!という方にはビズリーチがおすすめ。
30代以上のハイクラス向け求人を多数用意しており、紹介される求人はいずれも好待遇と好評です。
また平日の夜でも面談に対応しているので、登録した翌日にはコンサルタントから求人を紹介してもらうことも可能です。
2 履歴書は書き溜めしておく!
未だに手書きの履歴書を要求してくる会社は多々あります。
これも物理的な作戦です。
非効率極まりないですし、早くなくすべきですが、手書きの履歴書が慣習として根付いていたり、就業規則で手書きの履歴書を指定している会社も多々あります。
転職サイト経由で求人を受けても、手書きの履歴書が必要なことがあります。
綺麗な字ではなく、丁寧な字で結構ですので、とにかく履歴書を書きためてストックを作ってください。
そうすれば急に面接が入っても慌てることはありません。
特に在職中で忙しい方は、休日の1時間でも良いので、履歴書を書いてください。
職務経歴書はエクセルなどをそのまま使っても問題ありません。
履歴書は手書きで、職務経歴書はパソコンで問題ないという会社が多いです。
とにかく、たくさん手書きの履歴書をストックするように心がけましょう。
目安としては10枚は常にストックしておきましょう。
3 転職サイトから希望の求人がメールで配信されるように設定しておく
転職サイトには希望に合わせて求人と登録者をマッチングさせるサービスがあります。
新着求人を知らせるサービスもあります。
これを設定しておきましょう。
メールで希望に近い求人が出たら教えてくれます。
とにかくエントリーしておきましょう。
スマホなら一回タップするだけで応募が完了します。
数秒の手間を惜しまないことです。
転職活動が長引くのは、受け身になっているからです。
積極的に応募するようにして下さい。
4 志望動機と自己PRのテンプレート化
志望動機と自己PRはある程度はテンプレート化して下さい。
とっさに面接の場に行って話すのは無理があります。
営業職で臨機応変な対応に慣れている方なら可能かも知れませんが、それ以外の方には特に注意が必要です。
面接でのツカミは、頭に入れてソラで話せるようにしておく必要があります。
スポーツ選手などと同様ですが、練習していないことは本番では出来ません。
中途採用者の面接では特にそうです。
聞かれる内容で予測が立てられるのは、志望動機と自己PRくらいなものです。
この二つをしっかりと立てられていないと、あとの質問にも答えることはできません。
5 面接一回の求人を狙う!
面接一回で内定が出る企業が最近、増えてきました。
面接一回での内定はブラック企業ではないか?という疑問もあるかも知れません。
答えは違います。
ブラック企業だけではなく、誰もが知るような優良企業でも増えています。
出来るだけ転職希望者の負担を減らすための措置です。
本音を言えば、いまの転職市場は人の採用が難しくなっています。
中途採用者の方は在職中の社会人が非常に多く、面接回数が複数回になるとそれだけで敬遠されてしまいます。
転職希望者の身体の負担を考えれば、最初から役員のような内定決裁権を持った人物を面接に一回目から参加させ、早く内定を出してしまいたいのです。
また、緊急の場合には、内定の決裁権を人事に役員が委任し、早く人手を確保したいというようなパターンもあります。
大企業の場合には、最終面接に出てくる各部門の役員が内定の最終決裁権を持っています。
しかし、役員は忙しく、海外に出張などでいないことも多々あります。
これではいまの採用スピードでは話になりません。
このような事情から面接1回で終わるという触れ込みの求人が増えています。
6 休日に面接日を設定する!
休日に面接を依頼するようにしてみて下さい。
残業漬けで有給休暇の取得なんて絶対にできない!
こんな会社すぐに辞めたいのに、面接にいくことすらできない!
どうしたらいいんだ!
と嘆く前に、とにかくエントリーして面接に案内された会社に、休日に面接依頼をするようにしてみて下さい。
いまは人手不足なので、かなり融通を聞かせてくれます。
「そもそも、転職のために有給休暇を使えるくらいあなたは暇なのか?こんな忙しいであろう時期にこの人は大丈夫なのか?」と思えるような人材よりも「有給休暇も使えないくらいたくさんの仕事を抱えていて、とても平日に面接なんて無理だ!」という人材の方が優秀だと判断されます。
それだけ仕事に一生懸命だという証です。
何も憚ることはありませんので、採用担当者に連絡するようにして下さい。
7 職種・業界を絞らない!
日本企業は、独自の育成手法で自社に社員を最適化するのが得意です。
未経験だからといって、応募することをためらう必要はありません。
むしろそうして経験職種と経験業種を探すことでかえって、早期転職をする上での障害になることがあります。
すぐに転職しないと精神的に参ってしまうような状況にいる場合には、特に注意が必要です。
早く次を見つけないと壊れてしまうという状況にいるときには早く転職を決めるために、新しい仕事や業界に飛び込む勇気を持って下さい。
8 給与などに囚われすぎない!
転職をすると、よほど優秀な人材以外は、労働条件が低下します。
給与は下がるかも知れませんが、一刻も早く転職したい!というような精神的に追いつめられた状況で、給与などの条件にばかりこだわっていては、内定が遠のいていきます。
給与は生活していく上で、確かに重要なことです。
しかしながら、合わない会社に勤め続けることで精神や肉体の健康を害してしまい、働けなくなってしまった人を私は見てきました。
働けなくなってしまえば、お給料を貰うどころの話ではありません。
身体と精神さえ健康であれば何度でも這い上がるチャンスがあります。
転職は逃げではありません。
給与がもしも安くなっても、会社にいる人たちの人柄が良くて、のんびり勤務できる会社もあります。
無理をしないようにして下さい。
給与が安いと嘆くことが出来る人はまだ追いつめられていません。
身体と精神を壊せば、その安いと嘆く給与すら得られなくなってしまうのが、現代社会のリアルな姿です。
9 長期連休前を狙う!
長期連休前は超穴場です。ここで採用できていない企業は必死です。
内定が出やすい時期と言えます。
ゴールデンウィーク前、お盆休み前、年末年始。
地方では都会から帰ってくる転職希望者を狙ってこのタイミングで求人をかけます。
採用側の方がこの時期は焦っています。
そもそも人員計画通り行っていればこのタイミングで求人を打つ必要はありません。
内定辞退などの予想外の事態に見舞われた企業もここで勝負に出ます。
何よりも求人広告掲載料金が下がる時期です。
ここを狙って面接を受けるようにしてみましょう。
早く転職するためにやってはいけないNG行動
内定が決まる前に退職する
転職は人生の中でも転機と言われる重大イベントです。
中にはやる気がありすぎて、転職活動を行っている最中に職場を退職してしまう人もいます。
しかし、転職活動は意外とお金がかかるものです。
移動交通費、飲食代、選考会に参加する際の靴の購入など、細々と出費が続きます。
退職してしまうと安定した収入先がないため、金銭面で苦しくなってしまう可能性が非常に高いです。
貯金があれば問題ありませんが、できれば将来のためにも使いたくないですよね。
安定した収入先を確保して、金銭面で安定した状態はメンタルの維持にも繋がりますから、より質のいい転職にも繋がります。
ボーナス支給前に退職してしまう
年に2度あるボーナスは月々の給料にプラスして支給されます。
月収の2倍程度の収入が入りますので、金銭面的に余裕が生まれます。
しかしボーナス支給前に退職してしまうと、もちろんボーナスはもらえませんし、転職先でも支給の見込みはありません。
中にはボーナスを転職や新生活の資金に…と考えている方もいるでしょうから、しっかりボーナスを受け取ってから退職するようにしましょう。
ボーナスをもらってから退職ってがめつくない…?と思う方もいるでしょう。
しかしもらえる権利があるのですから、転職を控えている状態で受給しても問題はありません。
一日に何件も面接予定を入れる
一日に複数の面接の予定を入れることは避けましょう。
面接はいくつも数をこなして、採用の確率を上げていきたいものです。
しかし気が急きすぎて、1日に何件も面接の予定を入れてしまうと、電車の遅延や混雑など予期せぬ事態が起きた際に企業側に迷惑をかけてしまいます。
企業側も日時変更には対応してくれますが、やはり印象の良いものでは無いでしょう。
面接の件数は最高でも1日1件に抑えましょう。
また、週に3件程度に設定すると余裕を持った転職活動ができますよ。
選考結果の連絡を急かす
企業によっては選考結果の連絡をするまでに時間がかかる場合があります。
早く転職したいからといって、企業側に連絡を急かす行為はやめましょう。
一ヶ月待っても選考結果が通知されないのでしたら問題ありませんが、面接から1週間や2週間で「まだですか?」と連絡をするのはやめましょう。
企業からの印象も悪くなりますし、何より社会人としてNGですから、気長に待つようにしましょう。
職場に退職の意志を伝えない
転職をする際は、前もって職場に転職活動を行っていることと退職の予定時期を申告するのが一般的です。
遅くとも退職予定の前の1ヶ月前には上司に申告すべきです。
しかし転職活動を行っている人の中には、早く転職したいという気持ちと天職が成功するかの不安から、職場へギリギリまで申告しない人がいます。
退職前には他の人への仕事の引き継ぎや、退職に関する手続きを行う必要があります。
上司に申告するのは気が引けるのも、確実に転職が成功するのも不安なのもわかりますが、早めに上司には伝えておくようにしましょう!
変化を恐れず新たな環境に飛び込む勇気を持とう!
転職は誰しもが怖いと思うものです。
知らないところや慣れていないところに飛び込むには勇気がいります。
しかし、勇気を出して飛び込めば、勇気を出さずに現状維持をしている人たちよりも良い環境に飛び込める可能性が高まります。
いままでは中途採用なんてありえない!というのが当たり前だった上場企業が中途採用を活発化させています。
飛び出せば、良い場所に行けます。
恐れずに慣れた環境を飛び出し、新たな環境を手に入れましょう!