水商売・夜のお仕事を辞めたい!正しい辞め方と昼職への転職方法

水商売・夜のお仕事を辞めたい!正しい辞め方と昼職への転職方法

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キャバクラやガールズバーなどの水商売を辞めるとき、「退店トラブルで揉めた」「転職先がなかなか見つからない」といった悩みは業界内では有名な話。

夜のお仕事をスムーズに辞めるためにも、退店時に起こりうるトラブル対策や昼職への上手な転職方法を前もって考えておくことが大切です。

無事にナイトワーカーを卒業し、人生の再スタートを順調に切りたいと思っている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

水商売・夜の仕事を辞めたいと思う理由

退職理由をお店側に伝えても、相談という形で退店がズルズルと引き伸ばされることはめずらしいことではありません。

水商売・夜の仕事の世界では「なぜ仕事を辞めたいのか」という明確な理由を主張することがスムーズな退店への鍵となってきます。

お店に対してどのようにアピールをすればいいのか、よくある退職理由を当てはめながら分析していきましょう。

精神的な理由

夜の仕事は接客を伴う人気商売。厳しいルールや競争社会に疲弊して「水商売を辞めたい」と思う方も多いです。

一般職に比べるとナイトワークは生活リズムが不規則なうえ、乱れた生活を続けることでストレスを感じ不満や悩みを抱え込みがちに。

仕事のプレッシャーから来る精神的な疲労は働く気力を奪うだけでなく、最悪の場合は体調を壊したり心の病にかかってしまうこともあります。

  • 将来への不安
  • 接客によるストレス
  • 彼氏や親バレなどの心配事
  • 営業ノルマなどのプレッシャー
  • 業界やお店への不信や不満

精神的な理由で辞めたい時のアピールポイント

精神的な事情で辞めたいことを伝えるには、「接客がつらい」「水商売が向いていない」といった表現はやや具体性に欠けます。

キャストの個人的な感情だけではなく、精神的な問題によってお店に与える不利益をしっかり伝えることが大切です。

肉体的な理由

キャバクラやガールズバーはお酒を酌み交わしての接客がメインのお仕事です。

大量飲酒を繰り返すことで免疫力が低下し、年月を経て体内にアルコールを蓄積していくと健康被害への危険性を高めます。

さらに、昼夜が逆転した夜型の生活環境によって身体への負担が加速していくことも。

どんなにお酒に強い体質でも年齢には勝てず、体力の衰えにより水商売を引退するといったキャストも後を絶ちません。

  • 年齢による体力の衰え
  • 昼夜が逆転し生活が不安定
  • お酒の原因による体調の悪化
  • 睡眠障害などの健康被害
  • 免疫力の低下

肉体的な理由で辞めたい時のアピールポイント

ドクターストップを理由にお店に退店を申し出るのは最も効果的な方法です。

肉体的な原因で水商売や夜の仕事を辞めたい場合は、数値や専門的内容が記載されている医師からの診断書・検査結果などを持参してお店に相談してみましょう。

社会的な理由

水商売は立派な職業とはいえ社会的なマイナスイメージはつきもの。

大切な人にキャバクラやホステスの仕事を隠していることが多く、結婚相手や家族への後ろめたさから『就職』を選択することもあります。

また、水商売では社会人としてのマナーや礼儀作法は学べますが、資格の取得やキャリアアップが難しいことも転職の道を選ぶ要素として深く関係しているようです。

  • 社会復帰に向けた活動
  • 彼氏バレや親バレの予防対策
  • スキルアップや資格の取得
  • 結婚や子育てへの準備

社会的な理由で辞めたい時のアピールポイント

一般的な家庭に落ち着いたり家族に隠し事をしたくないという理由であれば、お店には将来プランを伝えて理解してもらう必要があります。

水商売を辞めることが将来へのステップアップの足がかりになるとしっかりと伝え、強い意思表示を説明して相手を納得させることが大切です。

環境の変化

水商売を辞めたい理由はどうしても後ろ向きになりがちですが、生活環境の変化を区切りに仕事や住まいもリフレッシュさせたいという方もいます。

卒業のタイミングに合わせてナイトワークの幕を閉じるのは、お水の花道を飾るのにピッタリではないでしょうか。

  • 卒業や就業
  • 結婚や妊娠
  • 転勤や引っ越し
  • 親の介護や帰省

環境の変化が理由で辞めたい時のアピールポイント

物理的に仕事を続けるのが不可能となれば話はまとまりやすく、お店からの引き留めが心配な時には有効的な手段となります。

水商売・夜の仕事をスムーズに辞める方法

お店側を納得させれる理由が準備できたら、水商売を辞めるためにいよいよ行動に移すだけです。

お店を辞めるまでに行うべき全体的な流れを把握してしっかりと段取りを踏めば、引き留められやすい夜の職場も比較的スムーズに辞めることができます。

1 退職の伝え方を考える

辞めたいという強い意思が伝わりやすいのは、やはり直接お店のオーナーや店長に会って口頭で伝える方法がいちばん相手に響きます。

どうしても面と向かって言い出しにくいようであれば電話で話したり、LINEやメールで辞めたい理由と退店希望日を伝えましょう。

しっかりした理由と退職希望をきちんと伝えれば、お店側も正式な退職願いとして話を聞いてくれます。

2 1ヶ月前までに退職をお店に伝える

どんな会社であっても退職希望日から最低1~2か月前には上司に伝えるのが一般常識。

法律ではお店に退職届を出してから14日間で退店扱いになりますが、2週間後にいきなり辞めるとなるとお店側も困惑してしまいます。

代わりとなるキャストを確保したり新人を教育するなど、お店側にも新しい人材の準備期間は必要になることを理解しておきましょう。

オーナーや店長からの了承を得れるようにタイミングを考え、予定時期から逆算して退職準備をすすめていくことは、お店との退店トラブルの予防にも繋がります。

3 スタッフや他キャスト、顧客に退職日を報告

マナーと礼儀を尽くすことはこれからの社会生活においてもとても大切なこと。

退店日が決定したら、店舗スタッフやお世話になったキャストに水商売・夜のお仕事からの卒業を報告します。

挨拶をした際に辞める理由を聞かれたら、言える範囲で構わないので事情を伝えておくのが無難です。

今までお世話になった顧客に対しても、退店後のトラブルを避けるためにも、感謝の気持ちと業界を離れることを事前に伝えておきましょう。

4 最終出勤日にはキャスト・スタッフに感謝を伝える

最終出勤日には、キャスト・スタッフ・お客さんの一人一人に改めて感謝の気持ちを伝えてお別れの挨拶をして回ります。

最後のお別れを盛大にすることは「もう戻らない」という意思表示になります。

お店総出で送り出しをしてもらい、自ら気軽に古巣に帰れるような空気を作らないことを最終日には心がけましょう。

5 退職したら顧客リスト・内部情報は破棄する

通ってくれていた顧客リストをお店に返却する・破棄するなどの最終作業も忘れずに行いましょう。

直接お客様のプライバシー情報を持っている場合は、個人情報が漏洩しないように頂いた名刺はシュレッダーにかけ、携帯電話に登録している連絡先は削除しておきます。

水商売に戻らないという覚悟を持つためにも、退店した日の内にお店に関する物は処分し、仕事関係の連絡手段を絶つようにすることで『夜職を無事に卒業』となるのです。

水商売・夜職を辞める時によくあるトラブル

業務上のトラブル

お店に辞めると伝えたその日から、退職を伝えたキャストはチームの一員から除外されます。

酷ですが、去るものを育成してもお店の利益にならないので、仕方がないことかもしれません。

業務に支障が出るほどのトラブルは少なくても、居心地が悪い・嫌がらせなどを経験するキャストも一定数いるのが水商売・夜職の特徴ともいえるでしょう。

シフトの出勤が調整される

夜職は下剋上の厳しい世界。当然、人気のある女の子から優先的にシフトが組まれていきます。

お店への貢献度にもよりますが、辞めるとなれば即戦力でも頼りにしてはいけない存在としてカウントされがちに。

退店日まで出勤なし・即クビといった事例もあるくらいです。

シフトや勤務時間はカットされる調整の対象になることを、覚悟しておきましょう。

フリーのお客さんを回してもらえない

水商売・夜のお仕事はフリーのお客さんを指名としてお店に返すことがルーティンワークですが、退店報告を完了するとヘルプとしてサポートに回ることがメイン業務になります。

理不尽な扱いに感じることもありますが、フリー客はお店にとって未来を担う貴重な人脈なのです。

キャバクラやガールズバーではそういったサポートのお仕事が幾つかありますが、完全歩合制の風俗店ではフリー客の有無は死活問題にもなりかねません。

生活に響くレベルなら早期退店など交渉することをオススメします。

契約上のトラブル

夜の仕事・水商売では契約書を交わすことはほとんどなく、業務委託という形で個人事業主として仕事を委託されます。

入店時に契約書の代わりとしてキャストがお店側のルールに則った誓約書にサインしていると、「契約だから」「規則だから」となかなか辞めさせてもらえないトラブルが発生することもあるようです。

退職希望を拒否され引き止められる

売上がズバ抜けて高いキャストや従業員不足のお店に勤めるキャストは、お店からの引き止めを受けることがあります。

引き止めの交渉は、【時給が上がる保証期間の延長】・【保証時給やバックのUP】など給料に直接反映される内容がほとんどです。

引き止めだけでしたら、お店側と話し合い丁重に断れば問題ありません。

お店の独自ルールで退職が長引く

サインした誓約書に「退職届を◯ヶ月以内に受理しないと罰として給料は発生しない」といった退職報告の義務について、書かれていることがあります。

そのシステムを利用し、キャストが退職報告をしてからお店側が退職届を受けるまでの期間を、「話し合い期間」として退職期間を故意に長引かせることがあります。

退店を受け入れてもらえない場合は、「内容証明を送る・退職代行サービスを使う」など第三者を間に挟みトラブルを避けるのが無難です。

給料トラブル

水商売・夜の業界では店長やオーナーがお店の方針を簡単に変えることがあるので、退職を伝えると「給料カット」「給料未払い」などの給料トラブルに遭遇することがあります。

最低時給に給料がダウンする

キャバクラやクラブでは給料形態が特殊で、「ポイントスライド制」「売上スライド制」といった売上やポイントで一定期間の時給が保証されるシステムが採用されています。

しかし、退職希望を出すと同時に保証期間中にもかかわらず、最低時給に減給させられることがあります。

不良退店扱いにされ給料が未払いになる

退店報告をお店が定めている期間中に申し出ずに退店することを業界用語で、「不良退店扱い」「急退店扱い」と呼び、誓約書にもよく記載されている業界ルールのひとつです。

このシステムを逆手に取り、悪質店のオーナーや店長は退職を受けると同時にクビを宣告し、不良退店扱いとして給料を支払わないといったケースが稀に存在します。

お金のトラブルは退職後も尾を引くので出来るだけトラブルを避け、自分で対応しきれない場合は速やかに弁護士などの第三者の力を有効活用するよう試みましょう。

水商売・夜の仕事から昼職への転職方法

ナイトワーカーには一般企業や会社に就職をしたことがない方も多く、初めての仕事探しに戸惑うこともあるかもしれません。

キャバクラやホストなどの夜職から昼の仕事への転職方法としては、「自力で探す」か「エージェントに協力を得る」かの選択肢が無難です。

就職活動を自力で行う

転職先を自力で探すとなれば、「時間」「労力」「貯金」の3つが必要不可欠。

もしも退店後に就職先が見つからなければ収入源もなくなため、転職後も初任給を貰うまでは貯金を切り崩しながらの生活にもなりかねません。

就職活動はキャストとして在籍している間からコツコツ準備を始め、就職までの期間をできるだけ短くすることが肝心です。

ネットやフリーペーパーの求人情報を利用する

ネットの求人広告や地域情報誌を利用すれば、思い立ったその日から隙間時間で仕事を探すことができます。

一方で、膨大な情報量から自力で仕事を探すのは時間も労力も必要で、自分に適した職業が分からない人にとっては挫折しやすいデメリットもあります。

ハローワークや就職支援センターを利用する

ハローワークや自治体の支援センターは求職者であれば無料で利用でき、対面で指導してもらえるという点では、非常に頼もしい存在です。

デメリットとしては、営業時間に合わせて何度も足を運ぶことになることや、経歴や学歴などの条件によっては、なかなか仕事が決まらず就職までの期間が長引くなどが挙げられます。

方法は何にせよ自力での仕事探しは、ある程度時間も労力もかかることは覚悟しておいたほうが良さそうです。

転職エージェントに相談する

ネットから申し込みを行えば転職エージェントと呼ばれる”転職のプロ”が、適応診断から転職までの一貫した準備をサポートする仕組みです。

内定が決まっても成果報酬は就職先が支払うシステムが多く、求職者側が完全無料で利用できるサービスであればコストの心配もありません。

マイナビエージェント

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大手求人情報サイト「マイナビ」が展開している『マイナビエージェント』も、申し込みから内定まで完全無料でサポートしてもらえる転職エージェントサービスです。

大手三大転職エージェントの中では紹介求人数が少し低いものの、口コミでは20代や女性からの評価が高く内定先の職場環境の様子にも好印象な評判が目立ちます。

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『doda(デューダ)』も、非公開求人数約10万件から自分に合った仕事探しを探してもらえ、内定が貰えるまでサポートしてくれる完全無料エージェントサービスです。

転職が難しいと言われるナイトワーカーにとっても、業界屈指の案件で就職活動ができるとなれば、選択肢にも困らないのではないでしょうか。

医療系・事務系・化粧品関係・食品関係などの専門求人にも力を入れているので、国家資格やライセンスを活かしたい方には特におすすめです。

doda詳細ページ

まとめ

退職や昼職への転職が難しいと言われる水商売でも、トラブルを回避し手順を踏めばスムーズに仕事を辞めることができます。

適性検査や転職準備は夜の仕事をしながらでもできますし、就きたい業種によって資格の勉強やスキル取得にチャレンジするのもいいかもしれません。

自分一人の力ではどうしようもない時は、弁護士や転職アドバイザーの力を借りて、自分の将来のための第一歩を踏み出してみましょう。

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