気を付けて!週休2日制と完全週休2日制の違いをわかりやすく解説

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「週休2日制と完全週休2日制ってなにか違うの?」

実は「週休2日制」は、週2日の休日が保証されていないって知っていましたか?

今回は週休2日制と完全週休2日制の違いをわかりやすく解説します!

転職後に「会社選び間違えた~…」とならないよう、きちんと把握しておきましょう!

「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い

それではさっそく週休2日制と完全週休2日制の違いについて解説します!

週休2日制

週休2日制は、週2日の休日がある日が、月に1回以上あることです。

つまり毎週必ず、週2日の休日があるわけではありません。

週休2日制には、以下のようなパターンがあります。

  • 基本は週休2日、繁忙期だけ週休1日
  • 基本は週休2日、半期に1度は土曜出勤があり週休1日
  • 独自の定休日を設けている(例:毎週土曜日休み、第1水曜日も休み)

また「月1回以上、週2日の休日がある」ということ以外は、会社によってさまざまなルールが設けられています。

週2日の休日は法律で定められているわけではない

日本には、毎週2日の休みを設けなければいけないという法律はありません。

実は会社は、週に1日休日を設ければOKなのです。

あなたが「絶対に週2日の休日がほしい!」と思っている場合は、これから紹介する「完全週休2日制」の会社を選びましょう。

「完全」という言葉がついているかいないかの違いですが、それによって働き方は大きく変わります。

完全週休2日制

完全週休2日制とは、1年を通して毎週2日の休みがあることです。

ここで注意してほしいのは「保証されているのは『週2日』のみ」ということ。

会社によっては祝日が含まれていない場合もあるので注意しましょう。

祝日が休日に含まれているかどうかは、求人募集を見れば分かります。

  • 完全週休2日制(土・日)…祝日は出勤
  • 完全週休2日制(土・日)、祝日…祝日は休日

休日の欄に、完全週休2日制であるかどうかと、祝日が休日であるかどうかは書かれています。

祝日休みの会社に入りたい場合は、「祝日」の記載があるかどうかを確認したり、面接時に直接聞いてみたりしましょう。

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「週休2日制」と「完全週休2日制」それぞれのメリット

ここまで読んで「完全週休2日制のほうが絶対にいい!」と思った人もいるでしょう。

しかし完全週休2日制のほうが働く時間が短いかというと、実は違います。

労働基準法 第三十二条

使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

引用:厚生労働省

労働基準法により、労働時間は1日8時間・週40 時間と定められています。

そのため週休2日制でも、完全週休2日制でも、労働時間は変わりません。

働き方、休み方が違うだけですので、それぞれのメリットや向いている人について解説します。

週休2日制は1日あたりの労働時間が短い

週休2日制のメリットは、完全週休2日制に比べて1日あたりの労働時間が短いことです。

完全週休2日制では、基本的に週5日×8時間というスケジュールで働くことになります。

一方で週休2日制は、週6日の出勤日があった場合、平均で1日6.6時間働けば良いのです。

会社によりますが、出勤・退勤時間や、何曜日に休みを取るのかを決められるところもあります。

完全週休2日制よりも、週休2日制のほうが自由度が高いと感じる人もいるでしょう。

また週休2日制とはいえ、半期に一度土曜出勤がある程度で、ほとんど完全週休2日制と変わらないこともあります。

そのため「週休2日制」と書かれている会社を選ぶ場合は「実際にどのように休めるのか」を確認しましょう。

週休2日制が向いている人

週休2日制が向いている人は、会社での労働をできるだけ分散させたい人です。

  • 体力に不安がある
  • 副業をしている
  • 夜はゆっくり過ごしたい

このように、自分のライフスタイルを合っていれば週休2日制のほうが良いしょう。

「毎日ある程度自由な時間を確保したい!」という人は、週休2日制。

「1日中休める日が少ないのは損に感じる!」という人は、完全週休2日制をおすすめします。

完全週休2日制は1年を通して安定して休める

完全週休2日制は、週2日の休日が保証されています。

そのため全週休2日制は「保証」「安定感」のある制度だといえます。

ただし完全週休2日制だからといって、ブラック企業ではないとは言えません。

週2日の休みが会社で設けられていても、休日出勤をしなければいけない雰囲気があったり、残業が多かったりする場合もあります。

完全週休2日制に安心せず、会社自体を見ることも大切です。

完全週休2日制が向いている人

週に2日の休日が当たり前だと思っている人が、週休2日制の会社を選ぶと、休日が少なくてキツイと感じるかもしれません。

忙しい時期でも確実に週2日は休みたい人には、完全週休2日制がおすすめです。

また働く日と休む日のメリハリをつけたい人も、完全週休2日制が合っているでしょう。

どんな制度でも労働時間は変わりませんが「休んでる感」があるのは完全週休2日制ですね。

また繁忙期だけ休日出勤があるなどの、時期によるバラつきもありません。

家族がいる人も、完全週休2日制のほうがスケジュールを立てやすいです。

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週休2日制と完全週休2日制以外の休日制度を紹介

週休2日制と完全週休2日制以外にも、休日制度はいろいろあります。

  • 週休1日制
  • 隔週休2日制
  • シフト勤務制
  • 変形休日制

週休1日制は、その名の通り週休が1日で、1年を通して週6日働くことになります。

また隔週休2日制は、隔週で週休2日、それ以外は週休1日です。

変形休日制は、週休1日を確保しなくても良い例外の制度のこと。

4週間のうちに4日以上の休日があれば、1週間1回の休日を設けなくても良いのです。(労働基準法第三十五条)

変形休日制は、仕事をまとまった期間に行いたい建設業などで際採用されます。

週に1日休日があれば法律的にはOKなのですが、1日8時間・週40時間を守るために「週休2日制」「完全週休2日制」を採用している会社が多いです。

確実に週2日休みがあるのは「完全週休2日制」だけ!

週休2日制と完全週休2日制の違いをまとめると

  • 週休2日制は、月1回以上、週2日の休日がある
  • 週休2日制は、会社によって休日数が大きく異なる
  • 完全週休2日制は、毎週必ず週2日の休日がある
  • 完全週休2日制は、祝日が休めるのか要チェック!
  • 週休2日制でも完全週休2日制でも労働時間は同じ
  • 週休2日制でも完全週休2日制でもブラック企業には注意

結論、週休2日制でも完全週休2日制でも、働く時間は変わりません。

しかし確実に週2日の休日がほしい場合は「完全週休2日制」を選びましょう。

どちらが良い、悪いというのはありませんので、自分のライフスタイルに合った会社を選ぶことが大切です。

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