警察官の年収はどれぐらい?社会人から警察官を目指す方法をご紹介

警察官の年収はどれぐらい?社会人から警察官を目指す方法をご紹介

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公務員として職務に就いている「警察官」は、事件・事故の捜査や取締めを行い、国民の安全を守る仕事です。

そんな警察官の「年収ってどれぐらいなんだろう?」と気になっている方は多いのではないでしょうか?

この記事では、警察官の平均年収について解説します。

警察官の平均年収が高い理由や、社会人から警察官になる方法もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

警察官の平均年収はいくら?

警察官の平均年収は、700万円〜750万円と言われています。

日本の平均年収は約430万円と言われているため、日本の平均を大きく上回っています。

警察官の平均月給は45万円〜50万円、賞与(ボーナス)は150万円〜160万円と言われています。

そして年収には「賞与」が含まれているため、「月給×12カ月」が平均年収になっているわけではないので、注意してください。

警察官の平均年収について詳しくご紹介します。

年齢別の平均年収

警察官の平均年収は年齢によって異なります。

年齢別の平均年収は下記の通りです。

20~24歳 約430万円
25~29歳 約570万円
30~34歳 約650万円
35~39歳 約720万円
40~44歳 約760万円
45~49歳 約820万円
50~54歳 約850万円
55~59歳 約840万円
60~64歳 約650万円

警察官の平均年収は、50~54歳がピークになっています。

警察官では年齢を重ねるごとに年収が高まる傾向があります。

採用別の平均年収

警察官の平均年収は採用方法によって異なります。

採用方法は大きく3つあり、それぞれの平均年収は下記の通りです。

地方公務員 約700万円
国家公務員(一般職) 約720万円
国家公務員(総合職) 約800万円

最も平均年収が高い「国家公務員(総合職)」はキャリア組と言われる警察官で、将来の幹部候補として採用されています。

また、難易度の高い採用試験を通過しているため、他の警察官よりも年収が約100万円高くなっています。

階級別の平均年収

警察官の平均年収は階級によって異なります。

それぞれの平均年収は下記の通りです。

巡査 約550万円
巡査部長 約640万円
警部 約730万円
警視 約780万円
警視総監 約1,200万円

キャリア組ではない「ノンキャリア」と言われる警察官は、まず巡査から始ります。

そして監視総監は東京都を管轄する警視庁で1人だけが担える階級で、警察庁長官を除き、最高の階級になります。

警察官で年収1,000万円以上稼ぐことはできる?

警察官で年収1,000万円以上稼ぐことは可能です。

上記でお伝えしたように、警視総監の平均年収は約1,200万円になっています。

ただし、ノンキャリアで年収1,000万円以上稼ぐことは難しいです。

キャリア組でも年収1,000万円以上稼げる人は限られています。

「警察官になって年収1,000万円以上稼ぎたい」という方は、まず国家公務員の総合職に採用してもらう必要があります。

警察官の平均年収が高い理由

警察官の平均年収は700万円〜750万円で、日本の平均を大きく上回っています。

公務員の中でも高い年収を誇る警察官ですが、「なんでこれほど高いの?」と疑問に感じている方は多いでしょう。

そこで警察官の平均年収が高い理由として考えられるものをご紹介します。

常に危険と隣り合わせ

警察官は常に危険と隣り合わせなので、平均年収が高いと考えられます。

警察官は国民の安全を守ることが仕事で、国民が危険にさらされている場合には助ける必要があります。

また、凶悪な犯罪者を相手にしなくてはいけない状況も考えられます。

民間企業に勤めていて、常に危険と隣り合わせなことはないでしょう。

そして警察官同様に常に危険と隣り合わせな、消防士や自衛隊なども年収は高くなっています。

警察官になるまで大変

警察官はなるまでの過程が大変なので、平均年収が高いと考えられます。

警察官になるには採用試験に合格して、警察学校に通う必要があります。

この警察学校では非常に厳しい環境で教育が行われて、途中で辞めてしまう方もいます。

それほど厳しい環境の中での生活を大卒の場合は6カ月、それ以外の場合は10カ月送る必要があります。

警察官になるまでの過程が大変ということから、年収は高まっていると考えられます。

警察官採用試験の倍率は高い?社会人から合格することは可能?

社会人から警察官になる方法

警察官は学生だけではなく、社会人からでも目指すことが可能です。

社会人から警察官になる方法は大きく2つあります。

1つ目が「国家公務員採用試験」を受ける方法で、2つ目が「警察官採用試験」を受ける方法です。

警察官になる2つの方法について詳しくご紹介します。

①警察庁に所属する国家公務員

キャリア組と言われる警察官になるためには、国家公務員を目指す必要があります。

その場合は「国家公務員採用試験」に合格する必要があり、省庁ごとに開かれる採用選考を通過できれば警察庁に所属する警察官になれます。

そして採用後に、警察学校に入学して、幹部候補生として必要な知識・能力を身に付けます。

上記でお伝えしたように国家公務員の警察官の方が年収が高いので、少しでも年収を高めたい方には国家公務員採用試験を受けることをおすすめします。

国家公務員採用試験の内容

国家公務員採用試験では、基礎能力試験(数的推理など)・専門試験(行政・人間科学、工学)・人物試験(面接)が行われます。

国家公務員採用試験には一般職と総合職の2通りがあるのですが、総合職試験の場合は上記の試験に加えて、英語試験が行われます。

国家公務員採用試験の合格率は一般職で20%前後、総合職で8%前後になっています。

そして警察庁に採用される人数は一般職で約40人、総合職で約15人です。

国家公務員採用試験に合格しても警察庁に採用されない可能性が高いことは、事前に把握しておくことが大切です。

②都道府県警察に所属する地方公務員

都道府県警察になるためには、地方公務員を目指す必要があります。

その場合は「警察官採用試験」に合格する必要があり、合格できれば都道府県に所属する警察官になれます。

試験に合格した後に、警察学校へ入学して必要な知識・能力を身に付けます。

警察学校を無事に卒業できれば、配属先が決まり、警察官としての勤務が始まります。

上記でお伝えした国家公務員の警察官よりも平均年収は低いですが、難易度が低くなっているため、「絶対に警察官になりたい」という方には警察官採用試験を受けることをおすすめします。

警察官採用試験の内容

警察官採用試験はⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類と3種類の試験があり、それぞれの試験によって警察官になってからの昇進スピードが異なります。

最も難しいとされている試験は「Ⅰ類」で、大卒程度の学力が必要とされています。

ただし、警察官採用試験の受験資格に学歴は記載されていないため、高卒でも「Ⅰ類」を試験を受けることは可能です。

そして警察官採用試験は各警察本部が独自に行なっているため、具体的な試験内容は各都道府県で異なります。

また、合格率も各都道府県によって異なるのですが、平均は6倍〜10倍前後になっています。

社会人から警察官を目指すためのポイント

社会人から警察官を目指すことは可能なのですが、決して簡単なことではありません。

そこで社会人から警察官を目指すために抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。

社会人からスムーズに警察官になるためにも、下記のポイントを参考にしてみてください。

志望する警察官を決める

社会人から警察官になるためには、まず志望する警察官を決める必要があります。

警視庁に所属する警察官を目指すのか、都道府県警察に所属する警察官を目指すのかを決めるようにしてください。

目指す警察官によって、対策する内容などが異なります。そして志望する警察官を決めるときには、将来のキャリアプランをイメージすることをおすすめします。

将来のキャリアプランをイメージすることで、自分に合っている警察官が分かります。

採用試験に向けた勉強をする

志望する警察官を決めると、採用試験に向けた勉強をする必要があります。

警察官採用試験のⅢ類以外では、大卒程度の学力が必要とされているため、しっかりと時間をかけて勉強しなければいけません。

そして採用試験に向けて勉強するときには、過去の試験傾向を確認することが大切です。

出題される全ての科目を完璧に勉強することは難しいため、出題傾向が高い科目を中心に勉強することで合格率を高められます。

各都道府県によって出題傾向は多少異なるのですが、基本的には「数的処理」が圧倒的な割合を占めていると言われています。

採用試験の合格率を高めるためには、効率よく勉強することが大切です。

警察官を目指しやすい仕事に転職する

社会人から警察官を目指す場合には、勉強に集中しやすい仕事に転職することをおすすめします。

警察官採用試験の倍率は6倍〜10倍前後になっているため、最低でも1年間〜2年間は勉強する必要があります。

もし残業が多く、仕事に時間を取られてしまう場合は、勉強に割ける時間が少なくなり、合格率は高まりません。

そのため残業が少なく、勉強に集中しやすい環境が整っている仕事へ転職することが大切で、採用試験の合格率を高めることができます。

「警察官になるために転職?」と思われるかもしれませんが、転職した方が合格率は高められます。

安易に公務員に転職するのは危険!公務員の試験内容や働き方について知っておこう

警察官の平均年収は700万円〜750万円

この記事では警察官の平均年収についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

警察官の平均年収は700万円〜750万円と言われていて、日本の平均を大きく上回っています。

階級によっては年収1,000万円以上を目指せる仕事で、公務員になるため収入が安定しています。

そして警察官は社会人からでも目指すことが可能です。

社会人から警察官を目指す場合は上記でお伝えしたポイントを参考にして、採用試験の合格を目指してみてください。

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