保育士未経験でも転職できる?保育士に向いている人の特徴

未経験でも保育士に転職できる?

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「保育士未経験だけど子どもが好きだし、保育の仕事に就きたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、「未経験者が資格が必要な保育士になるのは難しい」と感じている人もいるかもしれません。

また、保育士になったあとの給与など、生活がどのように変わるのかイメージしにくいこともあるでしょう。

今回は、未経験から保育士になるにはどうしたらよいのか、保育士に向いている人はどんな人なのか。

保育士に転職するための方法や、保育士になったあとの給与などをまとめました。

保育士になるために必要な資格とは?

保育士になるためには、厚生労働省管轄の「保育士」という資格の取得が必要です。

また、保育士が働く保育所は、厚生労働省の管轄で福祉施設として位置づけられています。

そもそも保育士とは、0歳児~6歳児までの乳幼児の保育と、子の保護者に対して保育についての指導を行なうことができる国家資格です。

保育士が勤務する保育所の多くが朝7時頃から夜20時頃まで開園しているところが多く、朝晩や遅番があります。

保育士の役割としては、シフト制で勤務しながら乳幼児の毎日の生活リズムが整えられるよう、食事や排せつ、睡眠などの身の回りの世話をしたり、それらを自分でできるようにすることです。

なおかつ、ほかの人と意思疎通をすることの喜びなどを身をもって伝えたり、成長を促したり、保育士の仕事は子どもにかかわる重要なものです。

保育士資格の取得方法

保育士資格の取得方法は、2つあります。

まず、厚生労働大臣が指定した「保育士を養成する教育機関や、その他の施設」で必要な科目を履修し、卒業するという方法です。

最近は通信制の教育機関でも取得実績があるところが増えてきました。

もうひとつは、年に2回開催される保育士の国家試験を受験するという方法です。

国家試験を受験するためには、次のうちいずれかの受験資格を満たしている必要があります。

1点目は、学校教育法に基づいた教育機関(大学、短期大学、専門学校※2年以上の専門課程)を卒業している、もしくは在学中であること。

2点目は、最終学歴が中学卒業、もしくは高校卒業の場合は、学歴や卒業年により異なりますが、児童福祉施設にて一定時間以上児童の保護に従事したという経験を有していることです。

いずれかの受験資格を満たすことができれば、保育士の国家試験の受験は可能です。

保育士資格の難易度は厳しい?

現在、1年に2回のペースで開催されている保育士の国家試験ですが、その合格率は毎回およそ25%前後だと言われています。

このことからわかるように、保育士資格の取得は決して簡単なことではありません。

保育士の国家試験の内容は「保育原理」「教育原理」「社会的養護」など9科目の筆記試験と、「音楽表現に関する技術」「造形表現に関する技術」「言語表現に関する技術」の3つの実技試験です。

筆記試験は各科目6割が合格点ですが、筆記試験で合格した科目は3年間有効です。

そのため、一度の試験で全科目合格点をとらなければならないということではありません。

ただし、「教育原理」と「社会的養護」は1度の受験で両方とも合格点を満たす必要があります。

また、筆記試験合格のあとに実技試験を受験しますが、実技試験は3つのうちいずれか2つの選択制です。

筆記試験合格後の、実技試験の合格率は95%というデータがありますが、気を抜かずにぬかりなく準備をする必要があります。

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未経験でも保育士補助として働きながら資格取得が目指せる

保育士補助として保育士の仕事を補助しながら、資格取得が目指せます。

今後の雇用を考え、勤務している保育園から通信講座の受講日や国家資格の受験費用を補助してもらえる場合があります。

実際に働く保育士の先輩たちから適切なアドバイスがもらえるため、働きながら保育士資格取得を目指すことはスキルの育成にも効果的です。

資格を持っていない未経験者は、積極的に仕事の内容を覚える姿勢が重要です。

保育士の仕事内容は?

保育士の仕事内容とは、子どもたちの生活に関わる全ての身の回りの世話をしながら、意思疎通を図るなど、心身の発達を促すことです。

具体的な身の回りの世話は、食事や排せつ、そして睡眠などの基本的な1日のリズムを整えます。

その他にも、外から帰った時には手を洗うなどの衛生面に気を付ける習慣をつけさせたり、おもちゃを出したら片付けるなど、日々生活する空間を清潔に保つことへの教育も、保育士の仕事です。

加えて、子どもたち一人ひとりの保育所での様子を保護者に伝えるために連絡帳を記入したり、運動会や入園式、卒園式などの行事では装飾物を作成したり道具の準備をしたりします。

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保育士はどんな人に向いている?

体力がある人

保育士は、1人もしくは2人で十数人の子どもを長時間にわたり相手にする仕事です。

事故が起こらないか、常に目を見張ってないといけません。

また、保育士は力仕事が当たり前という環境です。

さらに、多くの保育士が勤務する保育所は、朝7時前後から夜20時前後まで開園している場合が多く、勤務時間はシフト制のため、生活リズムもまちまちになります。

働き方の改善は進んでいますが、行事の前後は準備や後片付けなどで時間外勤務をすることもあります。

保育士の中には、これまで勤務時間内に終わらなかった作業を自宅に持ち帰って行なっていた人もいるようです。

このように、少人数で大人数の子どもを相手にすることや、仕事量の多さを考えると、体力がある人が向いていると言えます。

メンタルが強い人

毎日の保育の中で、子ども達が言うことを聞いてくれなったり、ぐずったりして物事が上手く進まなかったりすることも少なくありません。

また、子どもの吐しゃ物や排泄物の処理をするのも日常茶飯事です。

そんなときに、感情的にならずに諭したり、汚物を処理したりするためにはメンタルの強さが必要です。

さらに、保護者との関係づくりで、うまくいかないと感じることもあるでしょう。

自分を責めずに「馬が合わない人もいる」と割り切ると、うまく付き合えることもあります。

そのほかにも、保育所で働く職員の人間関係でうまくいかない場合も「仕事だから仕方ない」と割り切って対人関係を築ける人が、保育士には向いていると言えるでしょう。

責任感がある人

育児のプロフェッショナルとして保育士として活躍するためには、仕事への責任感が重要です。

子どもたちと遊ぶだけでなく、予期せぬ事態が起きたり事故が起きないように対処する能力が求められます。

細かいところまで目を配り安全に保育ができるように、自分の仕事に責任を持ちましょう。

気配りできる人

保育士は子どもたちの表情やしぐさから健康状態や、メンタルを読み取る力が必須です。

体調不良がないか、どんなことを考えているか、察知して対応する気配りは保育士にとって重要なスキルです。

気配りできると、子どもだけでなくほかのスタッフや保護者から「細かいところまで見てもらえる」という信頼が得られます。

保育士として活躍するために、周囲への気配りは忘れてはいけません。

チームワークができて協調性がある人

保育士はチームになって年齢別にクラスを担当することが多いです。

チーム一丸となってよりよい保育所作りや環境の改善に取り組むので、対人で発揮できるスキルや協調性が求められるでしょう。

クラスを超えて児童の情報を共有したり、去年まで行ったあそびや行事の引き継ぎをしたり、さまざまな場面で協調性が試されます。

保育士は横だけでなく縦のチームワークが重要なため、協調性は必須です。

子どもが本当に好きだと言える人

子どもは、自分の意思ですぐに行動してしまいます。

意思疎通がまだ難しい乳幼児もいる保育所では、ひとり一人をしっかりと見ることが求められます。

「子どもが好き」という言葉にも、「子どもを見るのが好き」という人や、「子供と触れ合うのが好き」という人など、人によって好きのレベルは異なる場合があります。

保育士は長く子ども達と関わる仕事のため、ストレスや疲労を感じることもあるでしょう。

しかし、そのような時も「子どもたちの笑顔を見るだけで疲れが吹き飛ぶ」と感じられる人や、「子どもたちと接していると自然と笑顔になれる」という人には、保育士の仕事を長く続けられる適性があります。

保育士未経験から転職する注意ポイント

未経験から保育士へ転職する場合の注意ポイントをまとめました。

保育の実践的なスキルや実務経験がないからこそ、仕事選びで失敗しないために転職先の徹底的な確認をしましょう。

保育園の理念・方針に共感できるか

保育園には保育方針や理念があり、その考えと自分の目標が一致しなければいい仕事につながりません。

転職の際は公式ホームページのチェックだけでなく、園内の見学をおすすめします。

保育士が子どもたちにどう関わっているかどんな環境で保育をしているか、自分の目で確認しましょう。

職場の雰囲気も確認できるので、保育士の実務未経験者にとって園内見学は重要です。

保育園で理想の働き方ができるか福利厚生や制度を確認

保育士としてより安定して働くためには、株式会社として保育園を運営している企業への転職がおすすめです。

株式会社として保育園を運営している場合は、保育士が働く環境の充実に取り組んでいる可能性が高いでしょう。

福利厚生や研修、保育士の教育、勤怠管理の徹底に期待できます。

保育士の勤務体系はシフト制が多く、早朝や遅番の勤務も考えられます。

子ども達は体力があり、遊ぶだけではない保育士の仕事は、思っている以上に大変な面があることも予測してください。

未経験から保育士に転職するための面接対策

「未経験から保育士になりたい」と考える人が面接で気を付けることには、以下の2点があります。

  • なぜ保育士になろうと思ったのかわかりやすく伝える
  • 数ある転職先の中でどうしてこの保育園を選んだのか

なぜ保育士という職種を選んだのか、保育士としての目的をわかりやすく伝えるとよいでしょう。

面接官に「保育所の雰囲気に合っている」と思ってもらうためには、事前に転職先の保育の方針を知る必要があります。

勤務したい保育園にベストな受け答えを、前もって考えておきましょう。

面接では、嘘をつかず正直に話すことが前提です。

未経験をプラスに変える志望動機&自己PRの例文

志望動機の例文は、次の通りです。

私が貴園を志望した理由は、「一人ひとりの子どもたちの感情を受け止めることを第一に考える」という教育方針に深く共感したからです。私は幼いころに保育園に通っていて、その保育園の先生がしっかり自分の話を聞いてくれたのが嬉しく感じたことを、今でも覚えています。現在は核家族化が進み、また、近所一体で子供の面倒を見るということも少なくなりました。さらに、共働きの家庭も多くなってきているので、子どもたちはその分、自分をしっかり見てくれていると感じる人の存在が少なくなってきてしまっているのでは、と感じます。保育園にいるからと言って寂しさを感じさせないよう、かつての先生のように、園児一人ひとりに向き合った保育をしたいと考え、貴園を志望させていただきました。

自己PRの例文は、次のような例が好ましいです。

私はよく「聞き上手」だと言われます。自分の意見を言わないというわけではなく、相手の話を聞いてきちんと理解できるという力は社会人としても大事な力だと受け止めています。
「一人ひとりの感情を受け止めることが大事」だと考えている貴園であれば、私の聞き上手な性格を生かして、一人ひとりに向き合った対応ができると考えています。
そして、保護者の方へも、聞き上手な性格を生かして対応いたします。その時々に合わせて保護者の方が持つ、保育園に対しての不安や、保育や育児についての悩みを聞き出すことで信頼関係を築いていきたいと存じます。

今までしてきた仕事の経験をアピールする

接客や講師など対人スキルが求められる仕事の経験があれば、保育士への転職でアピールできるポイントになります。

仕事を問わずチームワークで業務に取り組んだ経験があると、自分の役割を含めて保育士の仕事に効果的なPRができるでしょう。

自分がこれまで経験した仕事内容を保育士の仕事にからめると、より魅力的な志望動機ができます。

誠実さやコミットメント力を裏付ける

未経験から保育士に転職する場合は、面接で仕事への熱い思いや転職を志した理由を伝えましょう。

なぜ転職先の園を希望するのか、面接官がいっしょに働くイメージがわきやすい志望動機と仕事への誠実さを丁寧に伝えてください。

保育補助として転職後に保育士資格取得を目指す人は、将来どのように保育士としてスキルを発揮するか、目標をPRしましょう。

目標達成のためにどんな計画を考えているかきちんと伝えることで、コミットメント力をアピールできます。

未経験におすすめの保育士転職サイト

ほいく畑

ほいく畑

保育士の転職に特化した求人サイト「ほいく畑」は、未経験OKの求人が多数掲載されています。

ほいく畑のおすすめポイントは、以下の3点です。

  • 専任のコーディネーターが希望や条件をヒアリングしてくれる
  • 一般公開されていない、未経験OKの求人が豊富
  • 全国どの地域でも対応しているため地域密着型の転職が可能

保育士未経験でも、例えば、勤務時間や勤務地の条件があったとしても、きちんと希望と条件に沿った求人を提案してくれます。

ほいく畑を運営する株式会社ニッソーネットは、全国18ヶ所に拠点を展開しています。

そのため、時間や勤務可能な地域にこまかい希望がある場合も、ぴったりの求人が見つけられます。

ほいく畑の詳細ページ

保育エイド

保育エイド

「保育エイド」は、人間関係で悩んでいる保育士が利用しやすい転職支援サービスです。

保育エイドのおすすめポイントは2点あります。

  • ヒアリングから求人紹介まで、すべて電話もしくはメールで完結する
  • 人間関係に悩みにくい保育園を紹介してくれる

転職活動を行なうにあたり、ヒアリングや求人の紹介は重要ですが、求職者が毎回事業所に足を運ぶのは時間とお金がかかります。

保育エイドはこの点を考慮し、すべての求職者に対して電話とメールだけで対応しています。

人間関係と言ってもその悩みは様々ですが、保育エイドは保育所にも求職者にもきちんとヒアリングを行います。

未経験でも人間関係に悩みにくい、働きやすい保育所を見つけられる転職サービスでしょう。

保育エイドの詳細ページ

保育士業界に特化した転職サイト・エージェントを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

保育士におすすめ!転職サイト比較ランキング!【2018年決定版】

保育士未経験でも転職できる?【Q&A】

未経験でも保育士へ転職できることが分かりましたが、新しい仕事への疑問がある人もいるのではないでしょうか。

未経験者が保育士へ転職する場合の、疑問と解決策をQ&A形式でまとめました。

Q.30代の未経験でも保育士に転職できる?

保育士になるには保育士の資格が必要です。

未経験から保育士になるためには国家資格を受験するか、厚生労働大臣指定の教育機関を卒業する必要があります。

また、保育士の国家資格受験には年齢制限は設けられていません。

受験資格を満たしていれば、何歳でも受験が可能です。

さらに、合格した科目は取得後3年間有効ですから、1年に2回ある国家試験をうまく活用して国家試験合格を目指せます。

忙しい人には、通信教育をうまく活用して国家試験に合格し、保育士資格を取得する方法もおすすめですよ。

教育機関に入学して、卒業と同時に保育士資格を取得する場合も、年齢制限を設けていない教育機関が多くあります。

そのため、30代の未経験でも保育士の資格を取得して保育士に転職は可能です。

Q.ぶっちゃけ給与はどれくらい貰えるの?

保育士の給与は、一般的には低いと言われることが多いです。

子どもの大切な命や、大事な発育時期の世話を任せられているという仕事内容に対して、給与が割りに合わないと感じている保育士も多いようです。

保育士の残業代は土日の勤務や時間外勤務をした分支払われますが、高い収入とはいえません。

この現状を変えるため、国や自治体が保育士の給与を底上げするための補助金制度を策定したり、保育士に対して役職手当を支給したりしています。

ほかにも、保育士に対して「幼稚園教諭」の資格を取得するサポート制度を設けている自治体も増えています。

保育士のための待遇改善は、国や各自治体により進められています。

保育士未経験でも転職できる!仕事は責任感が重要

保育士未経験でも保育の仕事へ転職できます。

保育士の仕事が未経験の場合は、転職の際に志望動機と自己PRを魅力的なものにしましょう。

これからどんな仕事をしたいか、そのためにはどのように目標を立てて仕事を進めるか、結果につなげるための考え方が重要です。

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