- 朝起きると、突然の体調不良でベッドが起きることができない
- 連休明け、身体が鉛のように重い
- 昨日は飲み会で、今日は朝から頭がガンガン痛い。二日酔いで頭痛がする
- 職場の嫌な先輩の相手をするのが辛い、顔を思い出すだけでベッドから出られない
- 昨日の仕事のミスを引きずってしまう
辛いですよね。
私もそういうタイプだったので、その会社に行きたくないという気持ちはよく分かります。
でも、大丈夫です。
今回は、会社に行きたくない!という時の対処法について紹介します。
良ければ最後までお付き合いくださいね。
目次
「会社に行きたくない」は甘えじゃない
会社に行きたくないと思う時、「それでもみんな会社に行っているんだから、自分だけ甘えてられない」と考える方は多いです。
ですが、あなたが会社に行いたくないのにはあなたなりの理由があるはず。
周りの人とあなたの感じていることが、全く同じなはずはありませんからね。
あの人が大丈夫なのだから、私も大丈夫でなければおかしい、なんてことはないのです。
辛いと感じるポイントが人それぞれ違うだけ。
決して甘えではありませんよ。
甘えだと思い込んで、辛い気持ちや不満をを溜め込み過ぎてしまわないように気をつけましょう。
あなたが会社に行きたくない理由は?
会社に行きたくないと考える人は多いですが、行きたくない理由は人によって様々です。
自分はなぜ会社に行きたくないのか。
その理由を1度改めて考えてみることが、最適な解決策を見つけるための第一歩ですよ。
会社に行きたくない時に多い理由をいくつか紹介しますので、自分の気持ちに近いものがないか見てみて下さい。
連休明けで気持ちを切り替えられない
ゴールデンウィークや年末年始休暇、お盆休暇等の連休明けはどうしても気持ちを切り替えるのが難しいですよね。
一気に現実に引き戻されるようで、気持ちが沈んでしまう方も多いでしょう。
また、新入社員が会社に行きたくない、仕事を辞めたい!と思うのは毎年ゴールデンウィーク明けが多いです。
入社して一ヶ月、張り詰めていた気持ちが9連休で緩み、連休前の勢いを取り戻せなくなってしまうのですね。
これは多くの人が感じていることで、あなただけではありません。
心配しないでくださいね。
業務をうまくこなせず自信を失っている
業務でよく間違いを指摘されたり、褒められる経験が少ないと、いつの間にか仕事に対して自信を失ってしまうものです。
また優秀な同期と自分を比べて落ち込んでしまうということもありますね。
実は仕事に対して誠実で真面目な人ほどプレッシャーを感じやすく、こういった考えに陥りやすいところがありますよ。
仕事に自信を持てないのは非常に辛いこと。
この先も何十年と仕事は続いていくのに、こんなことで本当にやっていけるのかな、と不安に押しつぶされそうになることもあるでしょう。
上手くいかなかったというイメージの積み重ねが、会社や仕事への苦手意識に繋がってしまっているのですね。
人間関係で悩んでいる
苦手な上司や苦手な同期社員などがいると、会社に向かう足が重くなりますよね。
今日も明日もあの人と顔を合わせなればいけないと思うと、憂鬱になってしまうことでしょう。
仕事をしている以上コミュニケーションを避けられない場面もありますから、そこでストレスを溜めてしまう人も多いのですね。
仕事が忙しく疲れが溜まっている
納期が迫っていて追い詰められている、人手不足で1人分以上の業務量をこなさなくてはならない。
場合によっては残業だけでなく休日出勤までしている。
こういったハードな環境にいれば、仕事をしたくない、会社に行きたくないと思うようになってもおかしくありません。
心と体を休める暇がなく、疲労が抜けないまままた仕事へ向かうという悪循環になってしまっていますね。
体が疲れるとどうしても前向きに考えることが難しくなり、考え方がネガティブな方向へ進みがちです。
いくらやりがいのある仕事だったとしても、もう嫌だと感じてしまうこともあります。
仕事にやりがいを感じられず気持ちが入らない
- 入社してみたらイメージと違った
- もともと興味のある仕事ではなかった
- 給料が安く割に合わないと感じる
こんな風に、仕事にやりがいを見いだせずモチベーションを上げられずにいる、ということもありますね。
このまま会社で働き続けることに意味はあるのだろうかと、不安になってしまう方も多いです。
心の病気の可能性
多くの場合、仕事に行きたくないのは気持ちの問題だと考えます。
そかしそういった気持ちを放っておくことで、気づかないうちに心の病に発展しまっている可能性もあるのです。
- 出勤困難症
- うつ病
- 無気力症(アパシー)
上記はどちらも、つらい気持ちや会社に行きたくないという思いを我慢し続けることで陥ってしまう可能性のあるものです。
責任感が強く誠実な人ほど我慢強い所がありますから、限界になる前に発散する方法を見つけるようにしましょう。
会社に行きたくない時の対処法
会社に行きたくない・仕事をしたくない理由は人それぞれです。
自分なりの行きたくない理由が分かったら、その気持ちを解消するための方法についても見ていきましょう。
仕事を休む
どうしても気持ちを切り替えられない時は、思い切って休暇を取りましょう。
仕事をサボるようで罪悪感があるかもしれませんが、その方が結果的に効率が良くなることもあります。
気持ちが落ちこんだまま仕事をするよりも、一度リフレッシュしてからの方が前向きに業務に向かえるかもしれませんよ。
しっかりと睡眠をとる
睡眠不足の状態では、会社に行ってもベストなパフォーマンスを発揮できず、むしろミスが増える原因にもなります。
もしも残業時間が多くなりすぎている場合には、上司や人事に相談して、つらい状況であることを伝えましょう。
メンタル疾患を未然に防ぐためにも、会社には配慮する義務がありますからね。
ストレスやプレッシャーで夜眠れないという場合は、自分なりにリラックスするための方法をいくつか考え試してみましょう。
いい香りのアロマをたく、湯船に入ってゆっくりする、少しだけお酒を飲んでリラックスする等。
仕事のことを忘れようとすると逆に意識してしまうこともあるため、何かしらの行動によって気をそらすと良いでしょう。
転職する
仕事にやりがいを見いだせない、思っていた業務内容とギャップがあった。
そんな場合は思い切って転職してみてもいいかもしれません。
その場合、自分がどんなことにやりがいを感じるのか、どんなことに興味があるのかをしっかりと自己分析しましょう。
何か違うなあ、と感じているなら、その「何か」を具体的にしておくことが大切です。
そこが曖昧なまま転職活動をしてしまうと、転職先で同じような課題を抱えてしまうかもしれませんからね。
やりたい仕事がはっきりしている場合は、入社後にギャップがないように面接で積極的に質問したり、下調べを入念に行いましょう。
まずは求人を見るだけでも
急に転職活動を使用と思わなくても、まずは求人を見てみるだけで、考え方が変わることもあります。
似たような業務内容だけど休日が多い、給与が高い等。
現状よりも待遇が良かったり、理想に近い求人が意外と多く見つかるかもしれません。
今の仕事を続ける以外にも選択肢はたくさんあるんだと気づくことで、気持ちが楽になることもありますよ。
自分にご褒美をあげる
仕事のモチベーションを維持できないという場合は、自分へのご褒美を用意してみるもの良いでしょう。
仕事終わりにコンビニでスイーツを買って帰ろう。
週末は1日ゆっくりできるよう出前を取ろう等。
はじめは小さなご褒美をこまめに用意するほうが、モチベーションを維持しやすいかもしれません。
そのうち、今週頑張ったら新たしい服を…今月を乗り切ったら温泉に…のように、自分なりのちょうどいいスパンとご褒美の大きさを見つけていきましょう。
自分ができるようになったことを書き出してみる
仕事で怒られることが多い、業務をうまくこなせず自信を失ってしまった。
そんな時は、自分がこれまで仕事に携わるうちに、でできるようになったことを書き出してみましょう。
入社時と比べてあいさつで声を出せるようになった。
電話対応がスムーズにできるようになった。
はじめは〇分かかっていた作業が今では〇分でできる、等。
できないことや間違えたことを指摘されるとつい、ネガティブな方向ばかりに意識が向いてしまいますよね。
ですが仕事を始めてから今日までの間、あなたは確実に成長し、できるようになったことも増えているはずです。
そこに気づけば、思っていたよりも焦る必要はないということに気づけるかもしれませんよ。
心療内科にかかる
下記のような症状がいくつか当てはまるという場合は、一度心療内科やクリックで診てもらうといいかもしれません。
- 気持ちの浮き沈みが激しい
- 頭痛がする
- よく眠れず、朝も早く起きてしまう
- 朝に特に無気力になる
- ごはんの味を感じない・食欲がない
- 体がだるい・疲れやすい
- 集中力が落ちた
- 動悸がする
- 不安や緊張を感じやすく、パニックを起こすことも
自分が心の病気かもしれない、と自覚するのはなかなか難しいことです。
しかし、責任感が強くて我慢強い人ほどどんどん不満をため込んでしまう傾向にありますからね。
未然に防ぐという意味でも、クリニックでアドバイスをもらってみましょう。
会社に行きたくない時のNG行動
会社に行きたくない時でも、これはやらないほうが良いというNG行動についても紹介します。
勢いで仕事をやめてしまう
会社に行きたくない気持ちが大きくなると、いっそ辞めてしまおうかという考えも浮かぶことでしょう。
ただそこで勢いに任せてやめてしまうと、後々後悔する可能性も高いです。
退職してからの生活費、再就職先の目途等、ある程度の計画性は必要ですよ。
また、いざとなったら辞めてしまう勇気があると言う場合は、上司や人事に待遇や労働環境について相談してからでも遅くないです。
たとえダメ元だとしても、言ってみて損はしません。
ただ、本当に辛くて限界だと感じた時は、思いきって辞めてしまうのも方法です。
アルバイトでも生活はできますし、あなたの心と体を守ることが一番大切ですからね。
異動を申し出るときのポイント
もし異動を申し出る時には、意識しておくべきポイントがあります。
それは、ポジティブな理由を絡めて異動の希望を伝えることです。
「こういう仕事がしたいので、第二営業チームに行きたいです。また○○課長ともよくお話をさせて頂いていて、彼の元で頑張ってみたいと思いました」
ネガティブな理由からよりも、このように前向きな気持ちをもって部署移動を希望していると伝わる方が、人事も配属先の管理職も話を受け入れやすくなりますからね。
また上記ように、人事よりも先に他の部署のチーム長や管理職に話を付けてしまうというのも手です。
異動の判断も、人事と管理職との話し合いもスムーズになりますよ。
他の部署の管理職と懇意にしていると、辛そうに仕事をしている姿を見て「うちで引き取らせてくれないか」と気にかけてくれる男気のある管理職の方もいます。
人気のある管理職の元で働きたいと思う若手は多くいますので、他部署と交流しておくことは大きなメリットとなることがあるのですね。
無断欠勤
どうしても会社に行きたくない、という時でも、連絡なしに仕事を休むのは良くありません。
一本の連絡があるだけで会社側でフォローしてくれることもありますからね。
また、無断欠勤をしたという罪悪感で余計に会社に行きにくくなってしまう可能性も高いです。
自分のためにも会社のためにも、休む際は必ず連絡を入れるようにしましょう。
自分を大切に
会社に行きたくない気持ちはだれしも抱える可能性のあるものです。
真面目で責任感が強い人ほど、これは甘えているだけ、気持ちの問題だと我慢してしまうところがあります。
しかし不安や不満をため込みすぎると、気づかぬうちに限界まで追い詰められているということも。
そうなる前に、自分なりの発散方法や対処法を見つけられるよう、この記事が参考になればと思います。