介護職は中卒でも働ける?介護資格も取得可能?

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「介護職は中卒でも働ける?介護資格も取得可能?」

介護業界の現場では幅広い学歴や年齢、他業界からの転職組の方たちなど、本当に様々な人たちが働いています。

今回はそのような中、「中卒」にポイントを絞って介護業界への就職、スキルアップなどの解説を行っていきます。

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介護職は中卒からでも働ける仕事

中卒での就職先といえば、すぐに思い浮かべるのは大工や飲食店、スーパーやコンビニ関係などの肉体労働の仕事になるでしょう。

介護職も肉体労働の仕事ですが、ここでは介護職ならではの様々な魅力や将来性をご紹介いたします。

人員不足から求人の数も多い

最近ではTVやニュースでも「2025年問題」「介護職員の人手不足」といったキーワードで多く紹介されているなど、現在の介護業界は深刻な人手不足に陥っています。

「少子高齢化」の社会が訪れており、それは今後もますます加速していきます。

簡単な原因として1940年後半(団塊世代)と1970年前半(団塊ジュニア)に起きたベビーブームであり、単純にその世代の人たちが高齢化してきたこと。

そしてそのベビーブーム以降は女性の社会進出や金銭的な子育ての不安、晩婚化などが原因で子供の数が減り続けたことです。

団塊世代が75歳以上となる2025年には、およそ34万人程度の介護士が不足すると厚労省が発表しており、以降は毎年6万人ずつ介護士が不足してくると推計しています。

これほどまでに需要と供給のバランスが崩れている業界は介護業界のみと言っても過言ではありません。

このような背景があるために、求人票に「学歴、資格不問」として中卒でも喜んで採用してくれる施設は数多くあります。

そして、介護職や特別なスキルや知識、資格がない状態でも就職できること、働きながら様々なキャリアアップやスキルアップのチャンスが多くあります。

介護業界にはこのような事情があるために就職のしやすさがあるのが大きなポイントです。

他の業界は転職の際に年齢やブランク、未経験職など様々な要因で困難となるケースが見られますが、介護業界にはそういったものはありません。

介護といっても働く施設形態や雰囲気、福利厚生などは本当に様々です。

少しでも自分にとって働きやすい環境の施設が見つかれば、年齢などを気にすることなくキャリア形成のための転職がしやすいのも大きな強みです。

給与も大卒とあまり変わらず学歴の差は小さい

介護業界は上記のように学歴不問として中卒で知識や資格がなくても、スキルアップしていくチャンスは多くあります。

例として厚労省が平成30年度に発表した、学歴別に見た平均初任給による統計ですが、大卒では20万6000円、高専、短大卒では181400円、高卒では165100円とされています。
※中卒に関しては記載がありませんが、平均して相場は15万円程度と言われています。

介護業界でも初任給に関しては後述する「年齢給」の制度があるため、学歴ごとに給与の違いは見受けられますが、ここまで給料の差がある求人表はあまり見られないのも特徴的です。

そして今まで多くの企業では「年齢給」といって、学歴や就職時の年齢、年を取るごとに給料を上げるという考えが中心でした。

しかし「年功序列」の温床となったり、能力のある若者に賃金を回せなくなることから廃止や減額を検討しているところが多くなってきています。

最近ではそれに加えて「職能給」といって、能力に応じて昇給額を設定しているところも多くなっており、これを取り入れてる介護施設も多くあるため、年齢による賃金の差は縮まりつつあります。

そして介護の現場というのは学歴はあまり見られず、実力や人柄、キャリアが見られる世界になりますので、このような制度を採用している企業が多いのです。

極端に言えば中卒で20歳になるまでに4、5年ほど介護業界で勤めたとしたら、それは立派なキャリアとなります。

その他にも「初任者研修」や「介護福祉士」などの資格を取得して資格手当をもらったり、多めに「夜勤」勤務をして夜勤手当をもらったりできることが特徴です。

この時点で、介護関係の資格を取得したりスキルを身に付けていけば、大卒の人よりも給料を多くもらうことが出来るという逆転現象も期待できるのがポイントです。

少し話は変わりますが、介護職は給料が低いとよく言われています。

この問題の解決や、深刻な人手不足対して国が「介護職員処遇改善加算」という取り組みを行い、介護職の給料を底上げしていくという動きを、2009年より行っています。

ここでは細かい内容は省略しますが、それにより介護職の月々の平均昇給額は2万円となり、現在も新たに給料を増やす取り組みをしています。

このように介護業界というのは国からの強力な後押しもあるため、今後の職場環境や福利厚生がますます充実してくのが大きな魅力です。

中卒からでも介護職の資格取得は可能

介護職として働くうえで、大切になるのが「介護福祉士」という国家資格になります。

現在では介護関係の資格が数多くありますが、介護福祉士は介護に関する国家資格の中で一番の信頼と実績があり、介護職で働くなら必ずほしい資格の一つです。

この資格を持っているだけで資格手当を毎月もらうことができたり、転職の際に有利になるなど、客観的に自分の知識と技術を証明できる非常に需要性の高い資格です。

この資格一つ持っているだけで、仕事に困ることはないと言っても過言ではありません。

介護業界で働く魅力の一つは、それだけの価値があるこの資格を「学歴」関係なしに取得できるということです。

後述するCM(ケアマネージャー)もそうですが学歴、中卒等は関係なしに、努力次第で給料を増やすことができたり、出世する道が用意されているのが介護業界の特徴です。

ここでは、介護職として働くならぜひ取得してほしい資格の概要や費用、介護福祉士を取得するまでの流れをご紹介します。

介護職初任者研修を取得するまでの流れ

初任者研修では介護に関する基本的な知識や理解を深めるため、講義と実技をあわせて130時間の研修を受ける講座です。※受験資格は不要です

全ての講義が終わった後に、振り返りのテストをし、100点中70点以上の点数を取れれば「介護初任者研修」の資格を得ることができます。

難易度はとても易しく、しっかりと授業を聞いていれば落ちることはありません。

通学と通信講座、いずれかのスタイルが選べますが基本的な学習期間は平均で3か月程度、早くて1か月程度であり、費用についてはスクール毎にバラつきがあり、3万~10万円程度と幅広いのが特徴です。

受験料が高いように見られますが、現在では多くの介護業者が人材確保、介護職のクオリティ向上のために「資格取得支援制度」を設けており、受講料を払ってくれる所が増えてきています。

実務者研修資格を取得するまでの流れ

初任者研修よりワンランク上の資格で、医療的ケアなども加えた、より高度な知識や介護技術を付けるための講座であり、講義と実技を合わせて450時間の研修を受けることとなります。※受験資格は不要です

しかし、前述した初任者研修を取得していれば、320時間までに短縮できるのがポイントです。

振り返りのテストを行う義務はありませんが、スクールによっては実施しているところもあります。

こちらも通学と通信講座、いずれかのスタイルが選べるのが特徴であり、平均的な学習期間は半年~1年程度、費用についても10万~20万程度と幅広いのが特徴です。

しかし、この実務者研修の費用も「資格取得支援制度」によって、代わりに受講料を払ってくれる企業も多く存在します。

実務者研修を取得する大きなメリットは「介護福祉士の受験資格を得られる」「サービス提供責任者として働くことができる」ということです。

介護福祉士の資格を取得するまでの流れ

介護福祉士になるための受験資格には、養成校や福祉学校に通ったりと様々なルートが用意されていますが、今回は学歴を問わない「実務経験ルート」にポイント当てていきます。

実務経験ルートでは先述した「実務者研修」の修了と、介護職として実務経験3年以上が条件です。

実務経験3年以上というのは、細かく分けると「従業期間(介護施設等での在職期間)」が3年以上(1095日以上)と、「従事日数(実際に現場で働いた日数)」が540日以上と定められています。

しかし、裏を返せばそれ以外に受験資格は必要なく、学歴や年齢制限もありません。

難易度に関しても真面目に3年間働ければ、独学で十分に受かる水準です。

中卒からならアルバイトから始めるのもOK

中卒であったり、資格がなくてもアルバイトとして雇ってくれる施設は多くあります。

アルバイトであっても、先述した介護福祉士の「実務経験3年」の条件にもしっかりカウントされます。

更にはアルバイトをしながら初任者研修や実務者研修などの講義にも受講していけば、20歳になるころには介護福祉士の受験資格を満たすことになるでしょう。

20歳になってここまでのキャリアを積み重ねることが出来れば、スムーズな出世も期待できます。

中卒でも経験を積めばキャリアアップも可能

中卒であっても介護業界では資格、学歴不要でも就職できる企業が多いこと、様々な研修の費用を企業が負担してくれるということ、「介護福祉士」の価値が非常に強いということを説明してきました。

更に上の資格を目指すなら「ケアマネージャー」という選択肢にも目を向けると良いでしょう。

ケアマネージャーは主に「ケアプランの作成」「利用者様(とそのご家族様)の相談窓口」といった主に事務的な作業が主体となります。

そして介護福祉士よりも資格手当が多く付く傾向があるため、更に上を目指すなら非常におススメです。

受験資格は今回説明した実務ルートの延長線上で説明すると、介護福祉士を取得してから5年間の実務経験を積めば受験資格を得ることが出来ます。

これに関しても学歴は不要であり、介護職は努力さえすればしっかりと結果がついてくるのが特徴です。

そして中卒から働きだし、順調に介護福祉士、ケアマネージャーと資格を取得するに従い、介護現場でのリーダーや施設長、相談員といったキャリアアップも可能です。

中卒でも利用できる介護職転職サイト

資格や学歴不問の企業を多数紹介している2つの大手転職、就職サイトの概要や特徴をご紹介していきます。

きらケア介護求人

きらケア介護求人

東京、神奈川、埼玉、千葉の関東首都圏と大阪、福岡、愛知を中心に求人を掲載しており、
地域に特化しているため、無資格や学歴不問の求人も多数掲載しているのが特徴です。

更に、きらケア介護求人では「地域別の専門相談スタッフ」がいることが挙げられます。

就職を希望する施設内の雰囲気や人間関係、業務内容など内部の情報が非常に充実しており、事前に情報を相談員さんに聞くことができます。

個人で就職活動を行う際にはそうした内部情報を掴むことは難しく、「お給料や福利厚生が良くて応募したけど、人間関係がギクシャクした職場でストレスを感じる」といったことを減らすことができます。

その他、無資格の就職希望者に対して、初任者研修の費用を負担してくれるサービスもあるのがポイントです。

きらケア介護求人詳細ページ

かいご畑

かいご畑

東京、神奈川、埼玉、千葉の関東首都圏と大阪、名古屋を中心に求人を掲載しており、きらケア介護と同じく、地域に特化しているため、無資格や学歴不問の求人も多数掲載してるのが特徴です。

かいご畑の最大の特徴は派遣社員として働けば、かいご畑が初任者研修、実務者研修、介護福祉士の受験対策講座の費用(約20万円程)をかいご畑が負担してくれるところです。

その他、こうした講座には通学が必要となりますが、相談員の方から現場シフト作成者にシフトの交渉をしてくれるため、自分から直接するお願いする必要がないのもポイントです。

そのため、派遣社員として働いて資格取得をしたら正社員として仕事を探ことができるのが最大の強みとなるでしょう。

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まとめ

このように介護福祉士は国からの後押しや、時代の背景にしたがって今後もますます需要が伸びていき、それに伴って福利厚生も充実していく傾向にあります。

学歴に関係なく努力する人全員にチャンスを与えられ、今後、一番に将来性があるのは介護業界といっても過言ではないでしょう。

この機会にぜひ、介護業界への就職も検討して頂ければと思います。

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