アルバイトで副業するか検討していて 「会社にバレない？」 「バレるパターンを知りたい」 「バレないための方法は？」
上記のように疑問を持つ人も多いでしょう。 副業でアルバイトをすると、さまざまな要因で会社にバレる可能性が高いです。
バレるパターンはいくつかあるので、事前に把握しておくことでリスクを下げられます。
もし副業禁止の会社で働いていて副業していることがバレると、何らかの処分がくだることがあるので、慎重に行うのがおすすめです。
今回はアルバイトを副業にしたら会社にバレるかについて、ルートやバレないための方法をご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、
- 「副業のアルバイトがバレる原因」
- 「アルバイトの副業がバレないための対策」
- 「アルバイトを副業にするときの注意点」
上記が理解できるでしょう。
目次
アルバイトを副業にすると会社にバレる可能性がある
アルバイトを副業にすると、主に以下のことが原因で会社にバレる可能性があります。
・バイト先の収入が社会保険の加入要件を満たしたとき
・所得金額が20万円を超えて住民税が発生した
・バイト先に会社の人が来た
・友人からのリーク
上記それぞれの詳細について、次項からご説明していきます。
バイト先の収入が社会保険の加入要件を満たしたとき
バイト先の収入が社会保険の加入要件を満たすと、会社に副業をしていることがバレる可能性があります。
社会保険はパートやアルバイトでも、1週間の所定労働時間・1ヶ月の所定労働日数が、同じ職場で働く正社員の4分の3以上になると被保険者となります。
社会保険は2つ以上の職場で加入できないため、バイト先で社会保険加入義務要件を満たした場合、被保険者所属選択届・二以上事業所勤務届が提出されます。
そこで、正社員として働く企業と、副業として働くバイト先企業の給与を合計した金額で社会保険料が決まります。
つまり、このやりとりを行う上で、会社から副業していることがバレるでしょう。
所得金額が20万円を超えて住民税が発生した
年間の副業所得が20万円を超えると、住民税が発生します。
加えて、確定申告が必要となるため、会社にバレます。
また、確定申告を行わないと脱税になってしまい、本来納めるべき税額×5％〜30％を多く払わなければなりません。
加えて、副業所得が20万円以下でも、副業先の会社が自治体に給与支払報告書を提出するため、住民税の額が増えて副業していることがバレるでしょう。
会社にバレずに副業を続けたいなら、年間の副業所得を20万円以下に抑えられる、業務委託の仕事などをするのがおすすめです。
バイト先に会社の人が来た
バイト先に会社の人が来て、副業していることがバレる可能性もあります。
街の飲食店など接客業をしている場合、たまたま会社の人が訪れることもあるでしょう。
運悪くバイトしていることがバレると、会社に副業していることを報告されてしまいます。
会社の規則を違反してまで副業をするなら、会社から遠い場所や会社の社員がなかなか来ないような場所、接客業以外のものを選ぶのがおすすめです。
友人からのリーク
友人からリークされて、会社に副業していることがバレる可能性もあります。
会社の人と共通の友人がいる場合、プライベートで会話した内容がたまたま会社の人に伝わることもあるでしょう。
会社が副業禁止の場合、友人にもなるべく言わないことがおすすめです。
副業禁止の会社でアルバイトの副業がバレたらどうなる？
副業禁止の会社でアルバイトの副業がバレると、始末書の提出を求められたり、何らかの懲戒処分を受けるケースがあります。
副業は法律上禁止されていませんが、会社の就業規則に副業禁止または許可が必要などの記載があるかもしれません。
この場合は、何らかの処分を受ける可能性が高いです。アルバイトで副業を始めるなら、事前に会社の規則を確認しておきましょう。
アルバイトの副業がバレないための対策
アルバイトの副業がバレないための対策として理解しておくべき点は、以下の5つです。
- 完全にバレないのは難しい
- 確定申告時に徴収方法を普通徴収に変更する
- 副業所得を年間20万円以下にして業務委託の仕事をする
- 社会保険に加入しない範囲で働く
- 人と接する機会の少ない副業を選ぶ
上記それぞれの詳細について、次項から説明していきます。
完全にバレないのは難しい
アルバイトの副業が完全にバレないのは、難しいのが現状です。
前述の通り、会社の同僚や友人からリークされたり、たまたま会社の人がバイト先に訪れたりと、さまざまなリスクがあります。
リスクをなくすことはできないため、ある程度バレる可能性があると理解した上で、アルバイトの副業をしましょう。
確定申告時に徴収方法を普通徴収に変更する
確定申告時に住民税の徴収方法を普通徴収に変更することで、会社に副業がバレづらくなります。
基本的に会社員は、住民税が特別徴収で会社が代わりに納付しています。
しかし、普通徴収に変更すれば自分で納付することになるため、納付金額がバレません。
しかし、特別徴収から普通徴収に変更するには、以下いずれかの条件に当てはまる人のみです。
- 他の会社で特別徴収をしている人
- 5月31日までに退職する予定がある人
- 給与が毎月支払われていない人
- 給与が少ないため特別徴収できない人
上記のような事情がある人は、1月31日までに個人住民税の普通徴収の切替理由書と給与支払報告書を市町村へ提出することで変更の申請ができます。
副業所得を年間20万円以下にして業務委託の仕事をする
業務委託の仕事で副業所得を年間20万円以下にすることで、会社から副業がバレる可能性が低くなります。
前述の通り、年間の副業所得が20万円を超えると確定申告が必要となり、住民税が増えたことで会社に副業していることがバレます。
また、20万円以下でも副業先の会社が給与支払報告書を自治体に提出することで、住民税が増えて正社員として働く会社にもバレるでしょう。
一方、業務委託の仕事なら給与所得にはならないため、給与支払報告書は自治体に提出されません。
副業をばれずにしたいなら、業務委託の仕事で副業所得を年間20万円以下に抑えましょう。
社会保険に加入しない範囲で働く
副業がバレないための対策として、社会保険に加入しない範囲で働くのがおすすめです。
社会保険はパートやアルバイトでも、1週間の所定労働時間・1ヶ月の所定労働日数が、同じ職場で働く正社員の4分の3以上になると被保険者となります。
したがって、1週間や1ヶ月単位で働きすぎないようにするのがポイントです。
人と接する機会の少ない副業を選ぶ
副業がバレないための対策として、人と接する機会の少ない副業を選ぶのがおすすめです。
飲食店などの人と接する機会があるバイトだと、たまたま会社の人が訪れて副業がバレる可能性があります。
飲食店で働くにしてもキッチン担当を選んだり、顧客と接することがない仕事を選んだりしましょう。
アルバイトを副業にするときの注意点
アルバイトを副業にするときの注意点は、以下の3つです。
- バイト先がまともかを調べる
- 給与支払い形態をチェックする
- 会社と両立できるかをチェック
上記それぞれの詳細について、次項からご説明していきます。
バイト先がまともかを調べる
アルバイトを副業にするときは、バイト先がまともかチェックしましょう。
バイト先が名のしれているチェーン店や大手企業であれば安心ですが、そうでない場合はそこで働いているだけで金銭的な問題に巻き込まれたり、詐欺に遭ったりする可能性があります。
可能であれば、バイト先を決める前にお客さんとして訪れてみて、そこで働いている人や雰囲気を確かめてみるのがおすすめです。
給与支払い形態をチェックする
アルバイトを副業にする際は、給与支払い形態をチェックしましょう。
アルバイトでは給与がしっかり支払われないことがあります。基本的に月払いの職場が多いですが、特に日雇いや短期バイトの場合、日払いや週払いになるため、給与が正しく支払われるか確認が必要です。
加えて、バイトでも残業代がしっかり支払われるところと、そうでないところがあります。
大手企業であれば分単位で支払われることが多いですが、そうでない場合は長期的に働くと損をするため、注意しましょう。
会社と両立できるかをチェック
アルバイトを副業にするときは、会社と両立できるかをチェックしましょう。
アルバイトが忙しすぎて、本業に影響が出てしまうことは避けるべきです。
アルバイトと会社勤めを両立したいなら、シフトや働き方に融通が利くバイト先を選びましょう。
副業におすすめのアルバイト
副業におすすめのアルバイトは、以下の3つです。
- 警備員
- コールセンター
- Webライター
上記それぞれの詳細について、次項からご説明していきます。
警備員
警備員のアルバイトは、道路やイベント会場、複合施設などで誘導や警備を行う仕事です。
警備員として働いた経験がなくても、研修を受けることで比較的簡単に働くことが可能。
加えて、勤務時間や勤務日数などの自由度が高い点で、副業におすすめです。
しかし、本業の会社から近い場所で勤務する際には注意が必要です。
可能であれば会社から遠い場所や会社の人がなかなか訪れないような場所で警備員をするのがよいでしょう。
コールセンター
コールセンターのアルバイトは、顧客からかかってくる電話対応を行う仕事です。
ワンフロアに複数の電話回線が引かれ、たくさんのオペレーターが配置されて対応します。
コールセンターのアルバイトは比較的高時給で、勤務時間もフレキシブルなので副業としておすすめです。
しかし、クレーム対応が多いために、精神的にきついと感じる人も多いのが現状。
上司がリアルタイムでモニタリングしていて、トラブル時はサポートしてくれる職場が多いようですが、本業に影響が出る場合は無理をしないようにしましょう。
Webライター
Webライターは、Webサイト上の文章を書く仕事です。
企業の公式ホームページに掲載するコラム記事やネット広告の文章など、幅広い執筆をします。
Webライターは基本的にフルリモートでの仕事が多いのが特徴。
時間や場所にとらわれず働けるので、副業としておすすめです。
Webライターは、タイピングやネット上でリサーチをする時間が多め。
そのため、PC作業に慣れている人にぴったりな仕事です。
アルバイトを副業にするなら出来るだけバレない対策を
アルバイトを副業にしたら会社にバレるかについて、ルートやバレないための方法をご紹介しました。
副業でアルバイトをすると、さまざまな要因で会社にバレる可能性が高いです。
バレるパターンはいくつかあるので、事前に把握しておくことでリスクを下げられます。
ぜひこの記事を参考にうまく副業をする方法を検討してみてください。
