「面接の持ち物を知りたい」
「企業面接に持っていく物の注意点を知りたい」という人に向けて情報をまとめました。
必ず用意したほうがいい持ち物だけでなく、あると便利なものも紹介します。
トラブルが起きたときも落ち着いて対応できるように、役立つ物をリストアップしました。
持ち物は面接当日に忘れないように事前に用意しておきましょう。
目次
面接に必須な持ち物12選
面接に必須な持ち物リストは以下の通りです。
A4サイズの書類が入るバッグ
スマートフォン・携帯電話
会場の地図・地図アプリ
会社案内や資料
エントリーシート、履歴書（会場で提出する場合）
エントリーシート、履歴書のコピー
筆記用具、メモ帳
クリアファイル
腕時計
ハンカチ、ティッシュ
現金、交通系ICカード
そのほか企業から指定されているもの
それぞれの持ち物が役立つポイントを紹介します。
A4サイズの書類が入るバッグ
A4サイズの書類が入るバッグは、応募書類や企業の資料を入れるために用意しましょう。
荷物に余裕を持たせるためにも、マチがあるものがおすすめです。
書類を入れるバッグは黒色で長く使えるものを購入してください。
スーツの色や年代が変わっても、黒色の書類バッグであれば場面を選びません。
スマートフォン・携帯電話
スマートフォンには企業の連絡先を登録しましょう。
採用関連の連絡先が指定されている場合は、その電話番号を登録してください。
電話番号を登録すると、遅刻しそうな場面でもすぐに電話がかけられます。
不測の事態に備えて、あらかじめ用意することをおすすめします。
面接会場の地図・地図アプリ
面接会場の地図は、プリントアウトしたものが便利です。
人に道を尋ねるときは、紙の地図の方が教えてもらいやすいことがあります。
企業から受け取った面接会場の地図が分かりにくい場合は、インターネットやアプリで検索しましょう。
そのほかにも、スマートフォンのナビゲーションアプリを使って会場までたどり着く方法もあります。
会社案内や資料
会社案内や資料は、会場に向かう途中で情報がおさらいできます。
資料を確認して、面接までの時間を有効活用してください。
会社案内の予備がない場合は、コピーを取って使用することもおすすめです。
紛失した場合に備えて慌てないように用意してください。
エントリーシート、履歴書（会場で提出する場合）
エントリーシートや履歴書を面接の際に提出する場合は持参が必要です。
大きめのファイルに挟んだり、書類ケースに入れたりして汚れないように持ち運びましょう。
ボールペンの文字は水滴でにじんでしまうので、雨が降っているときは濡れないように注意してください。
エントリーシート、履歴書のコピー
エントリーシートや履歴書のコピーを持参してください。
応募書類の内容について、面接で掘り下げられます。
自分はどんなことをアピールしたのか確認し、どのような質問をされるのか想定すると慌てることがありません。
面接で質問されたときの回答をしっかり考えておけば、落ち着いて対応できるでしょう。
筆記用具、メモ帳
筆記用具は記載漏れを発見した場合に備えて、応募書類を書いたときに使ったものを持参してください。
メモ帳は、今後の面接に備えて質問の内容や気になったことを書き留めるときに使います。
どのような回答をしたのか、面接官の反応をくわえてメモを取るといいでしょう。
クリアファイル
クリアファイルは応募書類を入れるときに使います。
ほかにも、企業から受け取った書類を保管するときも便利です。
ビジネスの場面では色や模様が付いたものではなく、透明なファイルがおすすめです。
クリアファイルは中身を確認しやすいので、有効活用してください。
腕時計
腕時計をつければ時間確認のためにスマートフォンや携帯電話を見る必要がありません。
面接会場でひんぱんに携帯電話を確認することは避けましょう。
腕時計はシンプルで派手ではないものがおすすめです。
ベルト部分はシルバーか黒茶の革を使ったデザインが無難です。
一度購入すれば社会人になった後も活用できるので、汎用性が高いものを選びましょう。
文字盤が分厚いものや高級ブランド品、デジタルウォッチやスポーツウォッチはおすすめできません。
ハンカチ、ティッシュ
ハンカチやティッシュは身だしなみの基本です。
トイレで手を洗った際にハンドドライヤーがあるとは限りません。
汗を拭くときもハンカチが必須です。
ポケットティッシュは、予備を含めて2つ携帯することをおすすめします。
現金、交通系ICカード
現金や交通系ICカードは、不足がないように用意しましょう。
ICカードは、滞りなく移動するため事前のチャージがおすすめです。
改札で止められないように、多めの金額を入れておけば安心ですね。
現金もある程度の額を持ち歩くと、万が一に備えられます。
そのほか企業から指定されているもの
企業から指定されている持ち物がある場合は、優先して準備してください。
ポートフォリオや成果物などは、分かりやすくファイルにまとめることが重要です。
指定の持参物は忘れないように、前もって企業からの連絡を再度チェックしましょう。
面接に持っていくと便利な持ち物15選
面接に持っていくと便利な持ち物には以下があります。
予備の証明写真
学生証
スケジュール帳
モバイルバッテリー
ストッキング
手鏡
ヘアブラシ・整髪料
エチケットブラシ
携帯用のソーイングセット
口臭ケア用品
衣類用の消臭スプレー
めがね(コンタクトを使用している人)
薬
携帯用の靴磨きシート
求人票のコピー
予備の証明写真
応募書類に添付する証明写真の予備があると便利です。
証明写真が紛失したり剥がれたりした場合に備えて、持参をおすすめします。
すぐに貼り付けられるように写真の裏面にあらかじめ両面テープを貼っておきましょう。
写真表面の傷を避けるためファイルに挟むといいでしょう。
求人募集や求人票のコピー
求人募集や求人票のコピーがあれば、条件の確認が可能です。
企業の説明と異なっている場合にチェックできるので、コピーは必ず取りましょう。
ただし、求人票の情報と雇用条件はまったく同じではありません。
求人票に記載されている情報はあくまで一例と考えてください。
自分が企業に採用された時も同じ条件で雇用してもらえるとは限りません。
学生証・身分証明書
学生証や身分証明書は、面接会場へ持参しましょう。
面接会場に入る際に身分証明が必要なことがあります。
顔写真付きの学生証・身分証明書であれば、確認が滞りなく行ってもらえます。
スケジュール帳・カレンダーアプリ
就職・転職活動の予定をすぐに確認するために、スケジュール帳を持ち歩いてください。
スマートフォンのカレンダーアプリを使っている人は、すぐに確認できる状態にしましょう。
予定を立てるためには、すでに決まっている日程の確認が必須です。
モバイルバッテリー
スマートフォンや携帯電話のモバイルバッテリーは持ち歩くことをおすすめします。
就職活動中は地図アプリの活用や情報チェックのため、電池の消耗が早くなります。
持ち歩き用の携帯電話バッテリーを用意しておけば、外出先で購入する必要がありません。
コンセント不要で利用できるバッテリーであれば、移動中もスマートフォンの充電が可能です。
ストッキング
女性はストッキングが破れた時に備えて予備を持ち歩きましょう。
スカートの場合はストッキングの着用が必須です。
ストッキングは破れやすいので、面接会場に入る前にもう1度よくチェックしてください。
パンツスーツの場合は不要なため、不安な人はスカートの着用を避けることもオススメです。
手鏡
手鏡は顔周りのチェックに活用できます。
ヘアスタイルやえりの形に乱れはないか、ネクタイが曲がっていないかなどチェックしましょう。
面接会場のトイレで確認する場合、混んでいると時間がかかってしまいます。
就職活動で普段から手鏡を持ち歩けば、かんたんに身だしなみが確認できます。
ヘアブラシ・整髪料
ヘアブラシや整髪料は、髪の乱れを整えるために持ち歩きましょう。
面接会場に着くまでにヘアスタイルが崩れることがあります。
雨が降っていたり風が強かったりする日は、髪型が乱れやすいので注意してください。
エアブラシや整髪料があれば、ヘアスタイルを整えられるでしょう。
整髪料はビジネスの場にふさわしい、無香料のものをおすすめします。
エチケットブラシ
衣類のほこりを取るエチケットブラシは、身だしなみを整えるために便利です。
暗い色のスーツは、ホコリやごみが目立ちやすいので気を配りましょう。
面接会場に入る前にエチケットブラシを使って、汚れを払ってください。
エチケットブラシは持ち運びに適した折りたたみできるアイテムが販売されています。
携帯用のソーイングセット
携帯用のソーイングセットがあれば、ボタンが取れたときもすぐに直せます。
ほころびが見つかったときは、手早く縫い付けることも可能です。
スーツのしつけ糸を見つけたときも、小さなハサミを使って外せるでしょう。
ボタンやほころびの補修に自信がない人は、あらかじめ練習しておくと安心です。
口臭ケア用品
口臭ケアアイテムがあれば、エチケット対策が可能です。
第一印象を良くするために持ち歩いてください。
お昼を挟む場合は、できるだけ持参することをおすすめします。
マスク着用時もにおいが気にならなくなるので、口臭ケアアイテムを活用しましょう。
衣類用の消臭スプレー
喫煙する人は衣類用の消臭スプレーを持ち歩いてください。
タバコのにおいは、非喫煙者はすぐに気づきます。
喫煙室に入っただけでタバコのにおいが付いてしまうので、ケアを行うことをおすすめします。
企業への印象を良くするためにも、タバコのにおいに気をつけましょう。
めがね(コンタクトを使用している人)
普段はコンタクトを着用している人は、念のためメガネを持参しましょう。
コンタクトが外れたり紛失したり、さまざまなトラブルが考えられます。
問題が発生した場合に備えて、メガネを用意しておけば安心です。
ただし、メガネのデザインはビジネスの場にふさわしいものがおすすめです。
薬
腹痛や頭痛などに備えて、普段から飲んでいる薬を用意しましょう。
面接のストレスが重なると、体調不良が起きやすくなります。
できる限り対策をとれるように、普段から使用している薬を用意してください。
自分の体調を調節しながら、面接に備えられるとベストです。
携帯用の靴磨きシート
ビジネスの場で使う革靴に使える靴磨きシートを用意しましょう。
携帯用の靴磨きセットもありますが、靴磨きシートであれば持ち運びするときにかさばりません。
靴磨きシートは、使った後にゴミ箱へ捨てられます。
携帯用の靴磨きシートは、ドラッグストアや大型スーパーなどで購入できます。
スマホに控えておくと便利な情報
スマホに変えておくと便利な情報には以下があります。
応募先企業のホームページ
企業の連絡先や担当者など
企業からのメールのスクリーンショット
送付した履歴書・職務経歴書のデータ
面接会場の場所のデータ
応募先企業のホームページ
応募先企業のホームページは、経営理念や企業情報が確認できます。
転職の際に重要な情報になるので、ブックマークしておきましょう。
面接会場に向かうときにチェックすれば、最新の情報が入手できます。
更新されていることがあるので、企業のホームページはこまめにチェックしてください。
企業の連絡先や担当者など
企業の連絡先や連絡担当者の情報は控えておきましょう。
スマートフォンにメモしておけば、トラブルがあったときもすぐに確認できます。
連絡担当者の名前だけでなく所属部署も記録しておくと安心です。
企業からのメールのスクリーンショット
企業から届いたメールはスクリーンショットをして保管してください。
メールサーバーに不備があった場合も、スクリーンショットがあれば確認できます。
スクリーンショットはクラウドにアップして保管しましょう。
クラウドで保管すれば、スマートフォンが故障した場合も対応が可能です。
送付した履歴書・職務経歴書のデータ
企業に送付した履歴書や職務経歴書はデータに残しましょう。
エクセルやワードで作った場合でも、企業に送ったものと同様にPDFファイルでデータを保管してください。
応募書類は企業に送った状態と同じデータを残すことが重要です。
後から見直すことも可能なので、履歴書・職務経歴書はデータとして保管しておきましょう。
面接会場の場所のデータ
面接会場の場所も、データを保管しておきましょう。
クラウドにアップしておけば、どのデバイスからでも確認できます。
不安な場合はデータを印刷して、面接会場まで持参してください。
感染症予防に便利な持ち物
感染症予防に便利な持ち物を紹介します。
替えのマスク
マスクケース
携帯除菌スプレー・ウエットティッシュ
替えのマスク
マスクが汚れたりヒモ部分が取れたりした場合に備えて、予備を持参しましょう。
電車内や面接会場ではマスクの着用が基本と考えてください。
マスク着用の義務化が解消されても、企業によっては着用が推奨される場合があります。
臨機応変に対応して、企業からのイメージダウンを避けてください。
マスクケース
使用したマスクを保管するためには、マスクケースが便利です。
マスクケースはマスクを汚さずに保管できるので活用してください。
飲食の際にマスクを外したときにも便利です。
携帯除菌スプレー・アルコールティッシュ
携帯用の除菌スプレーやアルコールティッシュがあれば、感染症の対策ができます。
就職活動中は感染症対策や体調管理にも気をつけましょう。
万が一感染症にかかってしまうと、今後の就職活動に悪影響が出てしまいます。
学生生活にも影響してしまうので、感染症対策は十分に行なってください。
企業から指定されなくても手ぶらは避けよう
企業から持ち物を提出されなかった場合でも、手ぶらで会場に向かうことは避けましょう。
ビジネスに必要な持ち物を持参して、面接会場に出向いてください。
持ち物が不要でも面接会社で書類を渡されることがあるので、カバンの持参は必須です。
書類を保管するためのファイルや、情報を記入するための筆記用具も必要ですね。
持ち物が指定されなかった場合でも、面接に必要なアイテムを持って行きましょう。
履歴書未提出の場合は持参が基本
履歴書が未提出の場合、面接の際に持参してください。
企業から指定されない場合でも、念のため持っていくことをおすすめします。
未提出の場合は、面接の際に履歴書を持参すると考えましょう。
持って行かなかった場合のリスクを考えると、事前に用意したほうが危険ではありません。
面接前にしておきたいこと
面接前にしておきたいことは以下があります。
企業の面接を受ける前に確認しましょう。
- 面接マナーをおさらいする
- 会場までの道のりを確認しよう
- 面接で予想される質問の回答を考える
面接マナーをおさらいする
遅くとも面接の前日までにはマナーをおさらいしてください。
面接で気をつけたいマナーには以下があります。
- あいさつは目を見てしっかり行う
- ドアは後ろ手で開閉しない
- 面接官より先に座らない
- 面接官の話を最後まで聞いてから返答する
- 小さな声は避けて自信を持ってハキハキと答える
- あごは軽く背筋を伸ばして背もたれに背がつかないように座る
- ネガティブな印象にならないようにポジティブな言葉を使う
会場までの道のりを確認しよう
面接会場までの道のりは事前に確認しておきましょう。
使用する駅や乗り継ぎなどをチェックしておけば、遅刻の可能性が減らせます。
乗換が確認できるスマートフォンアプリや、地図アプリを使って時間を計算しましょう。
不安な人は面接会場に早めに付けるように、必要な時間と道のりを確認してください。
面接で予想される質問の回答を考える
面接で聞かれることとその回答をあらかじめ考えましょう。
多くの面接官は、履歴書や職務経歴書に記載されてあることを深掘りして質問をします。
どのようなことを聞かれるのか、予想を立ててください。
質問内容だけでなく理想的な回答を用意できれば、準備は完了です。
どのように答えればいい印象になるのか考えて、話し方も練習しましょう。
面接の持ち物は事前に準備しよう
面接に必要な持ち物は、事前に準備しましょう。
2日前には面接の準備が完了していることが理想です。
前日の夜や当日の朝に用意すると、足りないものが見つかっても対応できないことがあります。
エチケット用品が購入できたり、書類をコピーできる店が開いていたり、対応できる時間内に用意してください。
転職や就職活動は時間に余裕をもって準備することが重要です。
