子どものころからスポーツをやっているなど「スポーツに関わる仕事をしたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
ただ「スポーツに関わる仕事とは？自分にできるのか」と疑問や不安もあります。
そこでこの記事では、スポーツ好きの人におすすめの仕事と、転職後に後悔しないために、好きを仕事にするときの注意点などを解説します。
目次
スポーツ好きの人におすすめの仕事10選
スポーツをするのが好きな人、見るのが好きな人いろいろな人がいますが、スポーツが好きという気持ちから、それを仕事にしたいと思う人もいるのではないでしょうか。
スポーツに関わる仕事と言っても、インスラクターだけでなくトレーナーやイベント企画などさまざまなものがあります。
どのように関わりたいのかなど、そこでここでは、スポーツ好きの人におすすめの仕事を紹介します。
ぜひ職業選びの参考にしてください。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは、スポーツに関連する指導を行う仕事です。
対象はプロ・アマ問わず、フィットネスクラブ・スポーツジム・スイミングスクール・ダンススクール・体操教室など、さまざまな場所で指導をします。
年収は350～となっていますが、経験を積んだ後に独立してスタジオやジムを開業する人もいます。
パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーは、ジムに来る人それぞれの希望に合わせて、マンツーマンで筋トレなどの指導を行う仕事です。
プロスポーツ選手からダイエット目的の一般人まで、幅広い人の希望に添えるように、幅広い知識と経験が求められます。
フィジカルトレーナー
フィジカルトレーナーは、アスリートに対してベストコンディションで試合や競技に挑めるように、トレーニング方法やフィジカル面を管理指導する仕事です。
人体構造を熟知し、それを活かしてケガの予防やケガした場合の代替治療なども求められるため、柔道整復師などの資格を保有している人が多いでしょう。
スポーツサイエンティスト
スポーツサイエンティストとは、大学や研究機関でスポーツに関連する事柄を研究する仕事です。
直接身体を使って仕事をするというよりも、研究で導き出された結果をもとに、選手のトレーニング方法やコンディションの維持・向上、シューズなどスポーツ用品開発などに貢献しています。
スポーツショップ
スポーツショップでは、スポーツ用品やグッズを販売する仕事に従事します。
初めてそのスポーツを始める人が何を揃えればわからない場合、自分の経験や知識が活かせるでしょう。
直接指導をするわけではありませんが、たくさんの人のスポーツライフを支えています。
スポーツイベント企画・運営
スポーツイベントの企画・運営という関わり方もあります。
マラソン大会・子どものサッカー教室など、昨今さまざまなスポーツイベントが開催されています。
このようなイベント企画をして、安全に運営できるようにプランニングするのが仕事です。
イベントを通してたくさんの人にスポーツを知ってもらえるやりがいのある仕事です。
スポーツジャーナリスト
スポーツジャーナリストは、新聞社や出版社・フリーでアスリートやチームの取材を行う仕事です。
自分で取材を行い、それをもとに記事に起こして新聞や雑誌に載せるだけではなく、マスメディアに情報提供などをすることもあります。
取材や記事作成を通して、そのスポーツやアスリートの魅力を伝えられる仕事です。
スポーツスタジアムスタッフ
スポーツスタジアムスタッフは、野球場やサッカースタジアムなどで働く人のこと指します。
アスリートはもちろん、観客も快適に利用できるように整備を欠かさない、大切な仕事となっています。
働く場所によって求められる業務に差はありますが、中には勝率の計算が求められることもあるようです。
スポーツメーカー
スポーツメーカーでは、スポーツ用品やウェアなどの開発を行ったり、店舗で販売したりとさまざまな業務があります。
アスリートはもちろん、一般人の物も販売するため、幅広いスポーツ知識が必要です。
外資系スポーツメーカーで働く場合には、英語力も必要になるなど、人気企業だと競争率や難易度も上がります。
体育教師
中学や高校などで体育教師という選択もあります。
大学で教育に関する知識を身に着け、教育実習を経て教育免許を取得しなければ、体育教師にはなれません。
子どもたちの健やかな成長のために必要な運動を指導するのが使命です。
さらに経験を活かして、部活動で指導をするという人もたくさんいます。
スポーツ好きの人が好きを仕事にするときの注意点
スポーツ好きの人におすすの仕事を紹介しました。
スポーツとどのように関わりたいのかを見極めたうえで、職種を選ぶことが大切です。
ただ好きだという気持ちも大切ですが、自分が希望する職種へ転職するためには、その注意点を知っておかなければいけません。
注意点を知らないと、希望職種に就けない可能性もあります。
そこでここでは、スポーツ好きの人が好きを仕事にするときの注意点を紹介します。
指導者系の仕事は実績と経験が必要
インストラクターや体育教師、フィジカルトレーナーなど指導系の仕事に転職する場合には、スポーツでの実績と経験が必要になります。
指導者系の仕事では、経験や実績がないとアドバイスや指導はできません。
また経験や実績のない人に指導されても、相手も納得しないかもしれません。
このような理由からも、指導者を目指す人は実績と経験が必要なのです。
大学などで資格を取得する必要があることも
スポーツドクターのように、その仕事に就くために大学などで資格取得が必要になることもあります。
資格がなければその仕事に就けず、大学で専門的に学び資格取得が必須なものもあれば、資格はマストではないけど資格取得して知識を付けておかないと、仕事ができないキャリアアップできないものもあります。
選ぶ仕事によっては、専門的な学校で学び資格取得が必要だということにも注意が必要です。
自分の身体づくりも欠かせない
スポーツ関連の仕事に就く場合には、自分の身体づくりも欠かせません。
特にスポーツトレーナーやインストラクターなど、人に指導やアドバイスする立場の人は、常に自分の身体づくりやメンテナンスをしておかないと、なまってしまいます。
仕事をしながら自分のトレーニングなども欠かせないなど、普通の仕事は違う部分も理解しておく必要があります。
スポーツ好きの人がスポーツに関わる仕事に就くメリット
スポーツが好きという気持ちから、関わる仕事を目指す人もたくさんいます。
好きという気持ちは仕事を頑張るモチベーションにもなっています。
さらに、スポーツが好きな人がスポーツに関わる仕事に就くと、スポーツの発展に関われることや、知識を活かして働けるなどさまざまなメリットもあります。
そこでここでは、スポーツ好きな人がスポーツに関わる仕事に就くメリットを解説します。
好きなスポーツの発展に関われる
自分がこれまでやってきた大好きなスポーツ関連の仕事で、発展に関われるのもメリットの一つです。
好きなスポーツをもっとメジャーにするために、さまざまなことに取り組み実を結ぶと「この仕事やっていてよかった」とモチベーションもアップします。
好きなスポーツだからこそたくさんの人に知ってほしい、それができるのも関わる仕事をするメリットです。
スポーツ関連の仕事は需要が高い
昨今の筋トレブームやスポーツの盛り上がりによって、スポーツ関連の仕事の需要も高まっており、それもメリットの一つです。
スポーツ関連の仕事でスキルや経験を積むことで、さらなるキャリアアップや、より自分の理想とする仕事に就くこともできます。
このように、さまざまな形で長くスポーツに関われるのも、この仕事を選ぶメリットとなっています。
知識を活かして働ける
それまでのスポーツ経験で得た知識を活かして働けるのも、関連する仕事を選ぶメリットです。
自分の体験や学びから得た知識を存分に活かせ、それが選手や誰かの役に立つというのは、とてもやりがいを感じられるでしょう。
好きが仕事になると、働く人も楽しみながら仕事を続けられるのが、大きなメリットなのではないでしょうか。
スポーツ好きの人が転職するときのポイント
スポーツ好きの人が転職すると、自分の知識が誰かの役に立つことを実感できる、今後の需要が高まる、スポーツの発展に携われるなどのメリットがあることがわかりました。
ただ闇雲にスポーツに関わる仕事に転職しても、「思っていたのと違う」と転職を後悔してしまうかもしれません。
そこで事前に転職のポイントを知っておき、後悔のない転職ができるようにしておく必要があります。
ここではスポーツ好きの人が転職するときのポイントを解説します。
自分の経験しているスポーツの種目に転職する
スポーツ関連の仕事への転職を目指す際に、スポーツであれば何の種目でも良いと思っている人もいますが、なるべく自分が経験しているスポーツを選ぶようにしましょう。
全く経験のないスポーツをランでしまうと、まずはそのスポーツを知ることから始めることになり、興味が持てなければつまらなさを感じてしまうリスクもあります。
転職したことにネガティブにならないようにするためにも、自分が経験したスポーツを選ぶ方が良いでしょう。
転職活動をするなら若いうちに
スポーツ関連の仕事への転職を目指すのであれば、なるべく若いうちに行動することが大切です。
スポーツ関連のように体力が必要な仕事は、年齢を重ねて体力が落ちてくると転職がどんどん難しくなります。
また通常の転職でも年齢が上がると転職は厳しくなっていくため、少しでも転職しやすくするためにも、若いうちに行動を起こすことが大切なのです。
転職サイト・エージェントを活用する
スポーツ関連の仕事への転職をスムーズにするためには、転職サイト・エージェントを利用するのも重要なポイントです。
転職サイトやエージェントでは、それまでの経歴やスキル・希望条件などを丁寧にヒアリングしてくれ、転職希望者にマッチした求人の提案をしてくれます。
さらに転職サイトやエージェントにしかない様な求人もあり、スポーツ関連のレアな求人に出会える可能性もあります。
少しでもスムーズに転職活動を進めたいという人は、このサービスの活用がおすすめです。
スポーツ関連の仕事に転職するなら経験を活かして働こう
スポーツ関連の仕事について解説しました。
一言でスポーツ関連と言ってもさまざまなかかわり方があります。
ただどの仕事を選んでも、まずは自分の経験を活かせるスポーツや職種を選ぶことが大切です。
大好きなスポーツの長く関わって行けるように、自分には何が向いているのか、何がやりたいのかを明確にして、やりがいを持って働けるように行動を起こしてみてください。
