大学職員へ転職するなら?必要な資格・仕事内容・年収事情!おすすめ転職サイト

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大学を運営するために事務や管理などの仕事をおこなう大学職員ですが、実は転職先として非常に人気の高い職業だということはご存知でしょうか?

勤務時間や休暇が安定していることや残業が一般企業に比べて少ないことが、その理由だと言われています。

また学生の夏休み・冬休み中にまとまった休暇が取れることも魅力として知られています。

そのため退職者も少なく、採用倍率が非常に高くなっているのも事実です。

では大学職員へ転職するポイントとは一体何なのでしょうか。

大学職員に必要な資格

大学職員は医師や弁護士のように国家資格が必要な職業ではありません。

そのため何も資格を持っていなくても筆記試験や面接に合格さえすれば大学職員になることは可能です。

しかし、持っていれば有利になる資格はいくつかあります。

まず挙げられるのがTOEICやTOEFLなどの語学関係の資格です。

近年、多くの大学で留学生の受け入れが増えてきています。

そのため、日本語があまり得意でない学生への対応をしなくてはならない場面も増えてきているのです。

こうした際に、語学力があればそれを活かすことができるでしょう。

また、WordやExcelなどの利用スキルを証明するMOSを持っている場合も有利になると考えられます。

何故なら、大学職員はこれらのオフィスソフトを用いておこなう業務が非常に多いからです。

パソコン利用スキルを持っておけば様々な場面で役立つでしょう。

必要な資格を取得する方法

では、今挙げた資格を取得するためにはどうすればよいのでしょうか。資格ごとに取得する方法を見ていきましょう。

TOEIC

TOEICは世界150か国でおこなわれている英語のスキルの試験です。

試験内容はリスニングとリーディングのみであるため、この2つに絞って勉強するのが良いでしょう。

多くの出版社からテキストが販売されているので、それを使用して勉強するのがおすすめです。

TOEFL

TOEFLはTOEICと異なり、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングと幅広い出題になっています。

そのためそれぞれの出題傾向を把握し、効率よくしっかりと対策をする必要があります。

こちらもTOEFL用のテキストが多くの出版社から販売されているのでそれを使用するのが良いと考えられます。

また英語が苦手だという方はTOEFL専門の予備校に通うのも良いかもしれません。

MOS

MOSは自分の好きな日に受験することが可能です。

だから、一番最初に受験日を決めてしまって、その日までに必要なスキルを習得できるよう勉強するというやり方が最も良い方法でしょう。

テキストを用いて一通りの機能を覚え、本番直前に模擬試験をおこない、きちんとスキルが身に着いているかどうか確認するのがおすすめです。

大学職員の仕事内容

大学職員は教授や准教授などの教員とは異なり、研究活動や教育をおこなうことはありません。

大学を運営するために必要な業務をする職業です。

主な仕事として挙げられるのは出欠や成績の管理をおこなう教務です。

自分が担当している業務に関する情報を集めて資料を作成することもおこなっています。

また広報や入学関係の業務も大学職員の仕事です。広報の仕事としてはメディアへの宣伝や高校・予備校での説明会が挙げられます。

また、入学関係の業務では、出願手続きのサポートや入学金振り込みの対応をおこないます。

更に、学生の就職活動の支援をおこなっているのも大学職員です。

大学に在籍している学生のほとんどは卒業後、就職という進路を選ぶことになります。

大学職員はそのための合同説明会の運営や履歴書の添削、更には学生の相談に乗るといったことをおこなっています。

また、就職活動の際に有利になる資格取得のためのセミナーを開くこともあります。

そして組織管理も大学職員の仕事です。組織管理とは、主に総務や人事、経理、施設管理、購買、財務、情報システムといった部門のことを指します。

この業務は大学という組織を成り立たせるために必要不可欠なものであり、非常に重要です。

そのため、これらの業務は経験のある中途採用者に任されるケースが多くなっています。

大学職員の仕事はきつい?

先にも書いた通り、大学職員の主な仕事は出欠や成績の管理などです。

また、高校生向けのオープンキャンパスや入学試験の準備も業務に含まれています。

基本的に残業がないため、長時間労働にならないという点は楽だと言えるでしょう。

また力仕事がほとんどなく、デスクワークばかりだという点でも楽だと言えます。

休日出勤がほとんどなく、長い休暇も取りやすいため、仕事量的にもきつくはありません。

しかしその一方で辛い業務があることも事実です。その一つとして挙げられるのが学生や教員の無茶な要求にも応えなくてはいけないということです。

例えば、学生であれば部活動や学祭の予算について無茶なお願いをしてきたり、教員であれば研究スペースや研究予算に関して要望してきたりといったことがあります。

また、経済的な理由から学費が未納である学生に対して、督促業務をおこなわなければならない場合もあります。

このような業務も非常に辛いものです。

更に近年は少子化の影響から学生を獲得するために仕事が増えている大学もあるようです。

例えば全国へ赴き説明会を開く、地方から説明会のために来てくれた高校生のためにバスを出すといったサービスをおこなわなければならない場合もあります。

こうしたことも大学職員のきつい側面と言えるでしょう。

大学職員の年収事情

大学職員の給料は国立大学か私立大学かで大きく異なってきます。

また、私立大学の中でも差があるため、一概に「大学職員の給料はいくらなのか?」ということは言えません。

ここでは私立大学と国立大学に分けて平均月収・年収・手当・賞与を見ていきましょう。

国立大学の平均月収・年収・手当・賞与

東京大学の職員の初任給は、大学の学部卒の場合月給20万円、修士修了の場合月給21万円、博士終了の場合月給23.5万円です。

この金額をもとに、年に一度昇給されていきます。

また、文部科学省の発表によると、国立大学職員の平均年収は576.6万円となっています。

上場企業の平均年収が622.3万円ということを考えると抜群に良いとは言えませんが、安定した収入を得られるという点では魅力的でしょう。

更に扶養者がいる場合には扶養手当を受け取ることも可能です。

住居手当や通勤手当を受け取ることも出来るため待遇はよいと言えるでしょう。更に、賞与は年2回貰えます。

私立大学の平均月収・年収・手当・賞与

早稲田大学の初任給は、大学の学部卒の場合月給22万円、修士修了の場合24万円となっています。

先に書いた東京大学の初任給よりも高い印象を受けますが、実際には居住手当てが含まれています。

また大東文化学園教職員組合連合によると、首都圏の私立大学の職員の平均給料は40歳で月給40万5755円となっています。

これに加えて賞与が年2回貰えると考えると年収は約649万円となります。

上場企業の平均年収622.3万円をもとに考えると、収入は良いと言えるでしょう。

また、これに加えて国立大学同様、扶養手当や通勤手当を受け取れる大学がほとんどです。

大学によっては職員用の宿舎や寮があり、非常に格安な料金で入居することも可能となっています。

「偏差値の高い大学の方が給料が高い」と言われることもありますが、実際にはそういったことはありません。

大学職員の主な勤務先

大学職員に転職する際の転職先としては、やはり退職者が出てポストが空いている大学が挙げられるでしょう。

大学職員は基本的にポストが空いた時にしか中途採用がおこなわれません。

更に欠員が一度に何人も出ることもあまりなく、採用倍率が100倍から200倍になることもあります。

そのため、求人を定期的にチェックすることが必要となってきます。

また、「その大学の出身者でないと職員になれないのではないか」と思っている方もいるかもしれませんが、そのような大学はほとんどありません。

知り合いからの推薦なども不要な場合が多いです。

そのため、基本的には採用試験に合格さえすれば、どのような大学の職員にもなることができます。

しかしその一方で、極僅かですが、学部長推薦書等が必要な大学があることも事実です。

また研究所配属の場合には所定の研究実績が必要となることもあります。

だから転職先を決める際には、必要な条件がないか必ず確認するようにしましょう。

大学職員への転職は難しい?

大学職員への転職は非常に困難だと言われているのが事実です。

何故ならば一回の募集で採用される人数が非常に少ないためです。

だから、実際に大学職員への転職を考える際には複数の大学の採用試験を受けたり、場合によっては一般企業への転職も視野に入れたりといった対策を取っていくべきでしょう。

また、有名大学ほど厳しい筆記試験で志願者をふるいにかける傾向があります。

この点も大学職員への転職が非常に困難だと言われる理由の一つです。

試験内容は大学によって異なりますが基本的には、SPI、国語、英語、数学、時事問題、小論文の中から出題する大学が多くなっています。

また、大学の沿革や建学の精神、更には現在その大学が取り組んでいる課題について問われることもあります。

そのため、採用試験を受ける大学への愛校心がない場合は非常に難しいでしょう。

大学の歴史や有名な出身者についてしっかりと調べておくことが、困難な転職活動を成功させられるかどうかのポイントになります。

大学職員へ転職した人たちの口コミ・評判

実際に転職した人の評判はどうなっているのでしょうか。

まず女性で大学職員に転職した方の口コミを見てみましょう。

「大学職員は休暇が多く、残業も少ないため非常に働きやすい仕事だと感じています。

また、産前産後休暇や育児休暇も充実しているため、女性の職員の方も非常に多く居心地が良いですよ。

私はまだ出産・育児の経験はありませんが、実際に子育てをしながら働いている方もいます。

大学職員は女性におすすめの職業だと思います。」次に、ブラック企業から大学職員へ転職した方の口コミを見てみましょう。

「転職前は給料が低いにも関わらず残業が多い、いわゆるブラック企業に勤めていました。

そのため心身共に追い詰められた状況でした。そんな中自分の身を守るために思い立ったのが、給料が良く休暇も取りやすい大学職員への転職でした。

実際、転職してからは経済的にも精神的にも安定したと思います。

また、若い学生と関わるのも非常に楽しく、やりがいがあります。」最後に前の職場での経験を活かして働いている方の口コミを見てみましょう。

「前の職場では人事部に所属していました。その経験を活かし、現在では大学職員として学生の就職活動の支援を担当しています。

就活セミナーの企画や運営は大変ですが、相談に来てくれた学生さんの就職活動が上手くいくと非常に嬉しいです。

自分の持っている経験を活かした職業に転職したいと考えていたため、現在の状況に非常に満足しています。」

大学職員への転職におすすめの転職サイト

マイナビエージェント

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マイナビエージェントでは勤務地を絞って大学職員の求人を検索できるため、働きたい土地での求人を見つけることが容易です。

また、最近見た求人や最近検索した条件なども保存されているため、2回目以降の検索が非常に楽です。

これは、求人数が少ないゆえに長期にわたって検索を続けなければならない大学職員への転職活動に非常に役に立つと言えるでしょう。

更に年収や女性職員の割合、休暇の日数など、細かい条件を指定することも出来るため、本当に気に入った職場を見つけることができます。

職務経歴書や履歴書のテンプレートのダウンロードもできるため、転職が初めてだという方も安心です。面接対策など転職ノウハウの掲載をおこなっているのも魅力的です。

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