30代の派遣社員は、20代よりの紹介される仕事が減ったり派遣の将来性について考えたりと、悩みが多いかと思います。
30代で派遣ってやばいのかなと不安ではあるけど、だからといって今から何をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、30代派遣社員がこれから後悔しないための注意点と対策について紹介していきます。
30代派遣社員がやばいと感じてしまう理由についても紹介していますのでぜひ目を通してみてください。
- 求人数
- 200,990件（2023年6月現在）
- 対応エリア
- 全国
- フリーター
- 〇
- 未経験
- 〇
目次
30代派遣社員がやばいと感じる理由
30代派遣社員が、このままではやばいと感じる主な理由は下記です。
- 正社員に比べて年収が低い
- 年々転職が難しくなる
- 結婚が難しくなる
正社員に比べて年収が低い
派遣は基本的に正社員より年収が安くなる傾向にあります。
まず派遣は残業をしないことが多いため、残業代をもらえる見込みが薄いです。
基本的には賞与も貰えませんし、月給ではなく時給制であることが多いため、長期休暇のある月は収入が大幅に下がります。
このように正社員に比べて稼ぎにくく、年収も低くなることが多いのですね。
年々転職が難しくなる
派遣で長く仕事をしていきたいと考えていても、年齢を重ねると今ほど多くの仕事を紹介してもらうのは難しいでしょう。
派遣先としては、年齢の高い人材は扱いづらいイメージがどうしてもあります。
特別な理由がない限りは、柔軟で素直な若手の人材の方が派遣では好まれる傾向にあるのですね。
若い時は派遣で良くても、将来的には厳しくなっていくことは考慮しておかなくてはいけません。
結婚が難しくなる
結婚資金やその後の生活、子育てなど、結婚するためには何かとお金がかかるものです。
結婚相手を考える際には、人柄ももちろん大事ですが、お相手の経済力も同じくらい大切ですよね。
収入の事もそうですが、雇用の安定性という意味でも派遣は結婚に不利と言えます。
企業の経営が悪化したら1番に影響を受けてしまう弱い立場ですから、突然仕事がなくなってしまう可能性も。
結婚相手としてみるには頼りないと思われてしまうことがあり、正社員と比べて結婚が難しいと言えます。
派遣社員の彼氏と結婚しても幸せになれる？デメリットと事例を解説！
30代におすすめの派遣会社6選
30代におすすめの派遣会社には、以下があります。
- リクルートスタッフィング
- パソナ
- スタッフサービス
- テンプスタッフ
- アデコ
- ウィルオブ
派遣先の紹介や支援サポートを受けて、キャリアにつなげましょう。
派遣会社おすすめランキング16選！大手から特化型まで人気の派遣会社を紹介
リクルートスタッフィング
| 公開求人数 | 7283件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
リクルートスタッフィングは、派遣社員の求人を多く扱っています。
大手人材会社のリクルートが運営していることもポイントですね。
安心して活用できるため、相談しやすいでしょう。
研修やキャリア支援も行っており、EラーニングやOAセミナーも受けられます。
派遣社員としてワンランクアップしたいという人には、おすすめの派遣会社です。
パソナ
| 公開求人数 | 11079件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
派遣の求人や仕事に強い人材派遣会社です。
キャリアサポートに手厚いことは、大きなメリットですね。
福利厚生が業界内でも幅広くそろっていることもパソナの特徴です。
社会保険や有給休暇はもちろん完備されており、多彩なイベントやサロンも紹介してもらえます。
スタッフサービス
| 公開求人数 | 155,266件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
派遣社員の求人や仕事を幅広く扱っている派遣会社です。
オフィスワークや、エンジニア、介護などさまざまな業界の仕事がチェックできます。
公式サイトから扱っている派遣先がチェックできるので、気になる人は調べましょう。
フルタイムだけではなく時短勤務の仕事も探しやすいことが特徴です。
テンプスタッフ
| 公開求人数 | 56,435件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
テンプスタッフの魅力は丁寧な対応とサポート力にあります。
仕事やキャリアの相談は対面だけでなく、メールでも可能です。
求人数は業界内でも多く扱っており、未経験から挑戦できる仕事も紹介してもらえます。
就業後もフォローが受けられるため、安心して働き続けられますね。
OA・語学講座や資格取得希望者向けの支援も行っていることがポイントです。
アデコ
| 公開求人数 | 7694件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
アデコは来社不要で登録できる派遣会社です。
社員を目指せる紹介予定派遣も扱っているため、キャリアもおすすめできます。
就業支援も丁寧に行っていることは、アデコのメリットです。
実際に求人を検索してみたところ、大手企業の派遣先や在宅勤務で働ける仕事も多く見つけられました。
柔軟な働き方を希望している人にも、おすすめの派遣会社です。
ウィルオブ
| 公開求人数 | 約10,000件（2020年10月時点） |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 扱っている職種 | 全般 |
ウィルオブは、くわしい条件や希望する職種から仕事を探せます。
自分のスキルや実績が活かせる派遣先を見つけやすいでしょう。
派遣の求人を紹介しているだけでなく、正社員を希望する人向けに支援サービスも行っています。
派遣から正社員になりたい、キャリアアップしたいという人はウィルオブがおすすめです。
30代が派遣で働くメリット
30代でもあえて派遣という働き方を選ぶ人もいるほど、派遣にはメリットもあります。
30代が派遣で働く主なメリットは下記の3つです。
- ワークライフバランスを確保できる
- 転勤がない
- 時給が高い派遣先が多い
- 正社員よりも比較的自由に働ける
- 自分の希望にあった仕事が探せる
- 30代でも未経験分野にチャレンジできる
派遣会社の取り分（マージン率）はどれくらい？ピンハネされてるって本当？
ワークライフバランスを確保できる
派遣社員を残業させるためには、派遣先企業は派遣元との間で残業に関する規定を設けなくてはいけません。
それには手間がかかるうえ、不当に残業させれば派遣元とのトラブルの元になってしまいます。
また時給で働く派遣社員は残業するほどコストがかかることもあり、基本的には定時で終わることが多いのです。
ワークライフバランスを重視している方、プライベートの時間を確保しメリハリをつけて働きたいという方にピッタリですね。
派遣社員も有給が取得できることも、ワークライフバランスを整えられる理由です。
転勤がない
派遣社員の場合、職場の異動はあっても引っ越しを伴うような転勤は基本的にありません。
正社員の場合転勤が決まればなかなか断ることはできず、自分の意志とは関係なく地元を離れなくてはいけないことも。
転勤無しで地元で働きたい方には派遣が合っていると言えますね。
時給が高い派遣先が多い
時給で給料を計算しても、派遣社員の収入は多い傾向です。
業界によっては、時給にすると正社員より派遣社員の方がお金をもらっているという場合も多くあるでしょう。
アルバイトやパートなど非正規社員と比べても、高い給料がもらえます。
「決められた期間でできるだけお金を稼ぎたい」という人にも派遣社員は向いている働き方です。
正社員よりも比較的自由に働ける
正社員よりも比較的自由に働けることは、派遣社員の大きなメリットです。
正社員のような厳しい雇用規則はなく、副業もできます。
派遣期間が終了すれば、好きな業界に派遣先を変えることも可能でしょう。
比較的自由に働けることで、派遣社員に魅力を感じる人もいます。
自分の希望にあった仕事が探せる
自分の希望にあった仕事を探しやすいことは、派遣社員の強みです。
これまで挑戦して不採用だった業界や、憧れている仕事に挑戦しやすいでしょう。
自分のスキルや実績がどれだけ活かせるのか、挑戦できる雇用形態でもあります
興味のある仕事につきたい人は、どれだけスキルがあるのか証明してください。
30代でも未経験分野にチャレンジできる
派遣の仕事は未経験でも働ける案件が多いため、30代でも初めての業界や初めての業種にもチャレンジしやすいです。
未経験から派遣で挑戦できる仕事につければ、基本的な技術が身につけられます。
正社員で未経験の仕事に転職するとなると難しいですから、派遣で未経験業界の職種や業界で勤めた実績を得てから、正社員を目指すのも一つの方法ですね。
30代が派遣で働くデメリット
30代が派遣社員として働く際の主な注意点は下記です。
- 年齢を重ねるほど派遣の仕事は紹介されにくくなる
- ライフプランを考えていないと手遅れになることが多い
- 責任のある仕事が任されにくい
- 時給制の派遣は収入が変動しやすい
- 派遣期間は決まっている
- 派遣ではキャリアアップしにくい
年齢を重ねるほど派遣の仕事は紹介されにくくなる
お伝えしていたように、派遣は年齢を重ねるほど紹介してもらえる仕事が少なくなり、選択肢が限られていきます。
今が大丈夫だからといって、将来も同じように仕事があり、同じように案件を選べるわけではないということは理解しておく必要があるでしょう。
ライフプランを考えていないと手遅れになることが多い
大手企業でスキルを身につけて次の転職に活かしたい、様々な業界や業種を経験して視野を広げたい等。
このように自分なりのライフプランがあって、それを叶える手段として派遣という働き方を選択しているのであれば問題はないでしょう。
しかし、「楽だから」「とりあえず仕事がないと困るから」という意識では、今は良くても後々状況は厳しくなっていきます。
正社員を目指すにしても派遣を続けるにしても、ライフプランが明確でなければうまく将来に備えることは難しいですからね。
責任のある仕事が任されにくい
責任のある仕事を任されにくいと、やりがいを感じづらいでしょう。
どの企業でも大きな利益になる仕事は派遣社員には依頼しません。
正社員が優先して責任のある仕事を担当します。
大きなやりがいを感じられず、評価されにくいことに悩む派遣社員も多いでしょう。
時給制の派遣は収入が変動しやすい
休みの時期が多い期間は、収入が減ることに注意してください。
とくに時給制の派遣は収入が変動しやすいので気をつけましょう。
ゴールデンウィークや年末年始、お盆休みなどの期間がある派遣先は要注意です。
副業をしたり節約したり、計画的にお金を使ってください。
派遣期間は決まっている
派遣社員として働ける期間は決まっています。
派遣の期間が終了すると、新しい派遣先を探さなくてはいけません。
せっかく仕事に慣れてきた頃に、期間機関が終了してしまうこともあるでしょう。
コンスタントに新しい業務を覚えなければいけない場合もあります。
派遣先で働ける期間が決まっていることは、派遣社員としてのデメリットです。
派遣ではキャリアアップしにくい
派遣社員は、派遣先ではなく派遣元に雇用されていますから、就業先で役職をもらったり昇進してキャリアアップを目指すのは難しいです。
そうなると、昇進による給与アップや待遇アップを狙うこともできません。
若いうちはいいかもしれませんが、30代、40代になるにつれて同年代の正社員との年収の差はどんどん広がっていくでしょう。
30代派遣社員が後悔しないための対策
30代派遣社員が後悔しないためにできる主な対策は下記の6つです。
- 紹介予定派遣を検討する
- 市場価値の高い仕事を選ぶ
- 資格を取る
- 派遣会社には複数登録しておく
- 副業をする
- 正社員を目指す
【派遣社員のデメリットと実態】登録する前に知っておきたい派遣の知識
紹介予定派遣を検討する
紹介予定派遣とは、ゆくゆくは派遣先の正社員として雇用されることを前提とした派遣の事ですね。
派遣先で数か月働いたのち派遣先と本人が合意すれば、派遣先での直接雇用となります。
紹介予定派遣であれば一般的な転職と違い、先に就業先の細かい部分まで把握することができるのでミスマッチを防ぐことができるのです。
派遣として働きながら転職活動も進められるところが、紹介予定派遣のメリットですね。
市場価値の高い仕事を選ぶ
専門性の高い仕事や転職しやすい仕事の派遣案件を選んで経験を積んでおくことで、派遣を続ける場合にも転職する場合にも備えることができます。
業務の楽さだけで判断せず、将来的に活かせるスキルを身につけられるよう案件を選ぶと良いでしょう。
資格を取る
30代ならまだ選べる案件も多いですが、それ以降になっても安定的に仕事を紹介してもらうには、若手にはない魅力を磨いて差別化する必要があります。
30代以降の魅力といえばまず知識や経験。
高い専門性を持った即戦力の人材であれば、若手を差し置いてでも欲しいという企業は多いはずです。
業務に関する関連資格があれば、担当者に自分のスキルを分かりやすく伝えることができますし、派遣先としても安心して採用することができますよ。
派遣会社には複数登録しておく
出来るだけ多くの仕事の選択肢を確保できるよう、派遣会社には複数登録しておくと良いでしょう。
派遣会社によっても扱う求人が違ったり、得意とする営業先が異なりますからね。
自分が希望するような職種や業界の案件を多く持っている派遣会社を見つける意味でも、複数の派遣会社を比較してみると良いでしょう。
副業をする
派遣の仕事と副業はとても相性が良いです。
派遣は残業が少ないため副業の時間も確保しやすく、今は在宅で可能な副業も多いですからね。
派遣の収入面のデメリットをカバーしつつ、転職活動をせずに働き続けることができますよ。
正社員を目指す
結婚をするつもりがなかったり、ワークライフバランスを何より重視しているというように、派遣の働き方が自分に合っていると感じているなら特に問題はありません。
しかし将来の事を考えた時に、このままでは不安だと感じる方は早めに正社員への転職を考えたほうが良いでしょう。
転職は早ければ早いほど有利ですから、まずは転職サイトを見て良い求人がないかだけでも探してみてください。
30代が派遣会社を選ぶポイント
30代が派遣会社を選ぶときは、以下の点に注目しましょう。
- 30代が派遣会社を選ぶポイント
- 営業担当者の人数は多いか
- 研修制度やスキルアップサポートがあるか
- 優良派遣事業者かチェックする
それぞれのポイントに着目し、派遣会社を選んでください。
中小企業への転職におすすめな転職サイト・エージェント4選と成功させるポイントを解説
営業担当者の人数は多いか
派遣スタッフは営業担当からサポートしてもらいます。
営業担当者の人数が少ないと、十分な対応が受けられないでしょう。
担当者が少ない派遣会社は、人数不足で手が回っていないと考えられます。
派遣先のトラブルにスムーズ対応してもらえない危険性があるでしょう。
人手が足りない派遣会社は、条件に合わない派遣先を紹介される場合もあるので注意してください。
研修制度やスキルアップサポートがあるか
派遣会社によっては研修制度やスキルアップサポートがあります。
派遣登録の前に派遣会社のスキルアップ制度についてもチェックしてください。
業界の知識や必要な資格取得のサポートを行っている派遣会社も多いです。
PCやビジネスマナーなどの基本的なスキルアップ講座が受けられる場合もあるでしょう。
優良派遣事業者かチェックする
派遣会社は優良派遣事業者認定制度がチェックしましょう。
厚生労働省から委託を受けた認定会社は、重要な派遣会社を優良派遣事業者と定めています。
より良い対応や支援を行うレベルの高い派遣会社が選定されています。
優良派遣事業者に認定されている派遣会社は、多いとは言えないので気をつけてください。
【図解あり】派遣登録から仕事開始までの手順
派遣登録から仕事開始までの流れを紹介します。
基本的に派遣登録から働き始めるまでは、3週間程度の時間がかかるでしょう。
ただし経歴やスキルによっては、3日程度で派遣先が決まる人もいます。
基本的には以下の手順で進みます。
- 派遣会社に登録する
- 派遣登録説明会に参加する
- 仕事に応募・紹介を受ける
- 派遣会社の社内選考を受ける
- 職場見学と顔合わせ
- 派遣先での就業スタート
正社員と同じ仕事をしている派遣社員は同じ給料がもらえるって本当？
派遣会社に登録する
派遣会社の公式サイトからプロフィールを登録しましょう。
以下の情報を入力し、送信してください。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 経験した仕事や職歴
後日登録会に参加して入力内容を確認されます。
ウェブ登録を受け付けていない派遣会社の場合は、説明会に直接参加しましょう。
説明会参加予約は、派遣会社の公式サイトから行えます。
派遣登録説明会に参加する
派遣会社の登録説明会は、決められた会場で開催されます。
登録内容の確認のほか、経験やスキルがチェックされるでしょう。
マッチする求人が見つかった場合はそのままで紹介を受けることもあります。
服装はオフィスカジュアルを意識したものがベストです。
受け答えはハキハキと行い、誠実な対応をしてください。
仕事に応募・紹介を受ける
派遣会社へ登録した後は、求人紹介を受けましょう。
多くの派遣会社では、公式のWebページから仕事に応募できます。
マッチ率が高い仕事は、派遣会社から紹介を受けられるでしょう。
派遣会社からは、個人にあった仕事を随時探してもらえます。
派遣会社の社内選考を受ける
紹介されている仕事を受ける場合や、個人で仕事に応募した場合は社内選考を受ける流れになります。
ほかの応募者と比較し、よりマッチする人材か選考するためです。
経歴やスキルが派遣先と合っていれば、社内選考に通りやすくなるでしょう。
職場見学と顔合わせ
社内選考通過後に、紹介された会社と顔合わせを行います。
派遣先に担当者と一緒に向かい、仕事の説明を受けましょう。
面接ではありませんが、経歴の説明や情報の確認が行われます。
お互いに相違がないかをチェックしましょう。
疑問や不明点があればどんどん質問してください。
派遣先での就業スタート
職場見学後に、就業について担当者から尋ねられます。
就業したい場合は、具体的な就業開始日を相談してください。
派遣先での就業スタートです。
30代が派遣会社を活用するコツ4選
30代が派遣社員を活用するためにはいくつかのコツがあります。
- 希望する条件はきちんと伝える
- レスポンスは早めに行う
- スケジュールはしっかり守る
- スキルや経験に嘘はつかない
派遣先をスムーズに紹介してもらうための方法をチェックしましょう。
希望する条件はきちんと伝える
希望する条件は遠慮せずにきちんと伝えてください。
特に希望する年収や条件については、許容できる最低ラインを決めておきましょう。
待遇や勤務地だけでなく、希望するキャリアについても話すことが重要です。
今後どのような仕事に就きたいのか、担当者に話しましょう。
レスポンスは早めに行う
電話やメールで連絡が来た場合、なるべく早く対応しましょう。
誠実な性格や、迅速な対応力がPRできます。
派遣会社には多くの人材が登録しているため、レスポンスが早い方が有利です。
後回しにされないためにも、スピーディーな対応を心掛けてください。
スケジュールはしっかり守る
書類の提出や面接のスケジュールはきちんと守ってください。
管理能力を示すためにも、提出を伸ばしたり遅刻をすることは避けましょう。
社会人として基本的なことですが、約束事を守るきちんとした性格がアピールできます。
万が一遅れそうになった場合は、派遣会社の担当者にすぐ連絡してください。
スキルや経験に嘘はつかない
派遣会社に伝えるスキルや経験に嘘をついてはいけません。
これまでの職歴や学歴なども、ごまかさないようにしましょう。
提出書類に嘘の経歴を書くと「経歴詐称」という犯罪になります。
紹介された仕事でミスマッチを起こす可能性も高いので、嘘はNG行為です。
30代が派遣で働くときに有利な資格
30代以降も安定的に仕事を紹介してもらうには、有利な資格を取りましょう。
若手にはない魅力を磨いて差別化する必要があります。
高い専門性を持った即戦力の人材であれば、若手を差し置いてでも欲しいという企業は多いはずです。
業務に関する関連資格があれば、担当者に自分のスキルを分かりやすく伝えることができます。
派遣先としても安心して採用することができますよ。
転職に有利な資格16選！資格取得のポイントとメリットをくわしく解説
MOS（マイクロソフトオフィスペシャリスト）
ExcelやWord、PowerPoint、Accessなどの技術が証明できる資格です。
実践的なスキルがあることを証明できるため、派遣先を決める時に有利です。
科目は一般レベルと上級レベルに分かれています。
まずはMOS一般レベルの取得がおすすめです。
TOEIC
TOEICは英会話力や英文作成のスキルを証明する資格です。
一般企業であれば650点以上の点数があれば有利でしょう。
外資系やグローバルに転がしている企業の場合は、最低でも700点が求められる傾向です。
日常生活での語学や英会話力が証明できるため、企業から評価されやすいでしょう。
日商簿記2級以上
日商簿記は一般企業の派遣社員や営業職におすすめの資格です。
採用メリットが高いのは2級以上のレベルでしょう。
日商簿記を取得していれば、財務や経理職で即戦力と判断される可能性が高いです。
派遣先の幅を広げるためにも、経営管理が学べる日照簿記の資格はおすすめです。
医療事務
医療事務は、医療機関で受付や会計だけでなくレセプト作成が行える資格です。
民間資格で4種類ありますが、診療報酬請求事務能力認定試験取得がおすすめです。
医療事務資格でも最難関試験のため、資格を取得すればキャリアに良い影響があるでしょう。
派遣先も多く見つけられるので、取得しておいて損はありません。
秘書検定2級以上
公益財団法人 実務技能検定協会が認証している秘書検定の取得もおすすめです。
2級以上を取得すれば、秘書業務に必要な実践的な能力が証明できるでしょう。
ビジネスマナーがより深く学べるため、どの業種でも役に立つ資格です。
接客や営業などの仕事にも有利になると考えられます。
情報処理技術者試験
IT・エンジニア系の仕事に就きたい人は情報処理技術者試験を取得しましょう。
資格を取得することで、情報システムに強い基礎的な知識が身につけられます。
エンジニア系の仕事に強くなれば正社員へのキャリアアップも不可能ではありません。
ワンランク上の応用情報技術者試験もありますが、こちらは業務経験者向けです。
30代派遣社員はライフプランをきちんと立てよう
30代からも派遣社員として働く場合は、それなりのデメリットを覚悟しましょう。
時給が高く働きやすい派遣社員ですが、正社員よりも安定性が保証されていません。
正社員に興味がある人は、転職エージェントへの相談がおすすめです。
転職サイトには掲載されない、エージェントだけが扱っている非公開求人を紹介してもらえることも。
転職希望者は基本的にこれらのサービスを無料で使うことができますから、興味のある方は面談だけでも受けてみると良いでしょう。
