株式投資

コカ・コーラの株価が下落した理由は何?今後の買い時や配当予想を詳しく解説

コカ・コーラは世界的に有名な「コーラ」を製造販売している企業で、株式界隈でも安心できる高配当株として高い人気をえています。

しかしコカ・コーラは2020年株価が急落し、「大企業だけど大丈夫なの?」と不安に思う投資家も居るとおもいます。

今回はコカ・コーラの株価が下落した原因と2021年の買い時を詳しく解説します。

「コカ・コーラへの投資を考えている」「コカ・コーラは減配されるのか心配」という人は参考にしてください。

【初心者必見】株価はどうやって決まる?株式市場の基礎を徹底解説

コカ・コーラ株の特徴

コーラ

コカ・コーラ株は大きく分けて2つの特徴があり、人気の秘訣にもなっています。

コカ・コーラ株は、有名投資家「ウォーレン・バフェット」も保有している株なので、高い信頼を置いている投資家も多いです。

ブランド力が高い

コカ・コーラは企業のブランド力が圧倒的で、コカ・コーラを知らない一般人は世界規模で見ても少ないと思います。

コカ・コーラは世界規模で事業展開をおこなう企業を対象にしたブランドランキングで13年間1位だったのも、ブランド力の高さを示しています。

コーラを購入するとなった時に見たこともないメーカーで買うより、コカ・コーラ社のコーラを購入する人が多く、他の清涼飲料水メーカーと競合したとしても売上が落ちず業績が安定しやすい企業です。

ブランド力の高さは業績の安定具合にも影響していくので、コカ・コーラのブランド力は魅力的な特徴の一つです。

ウォーレン・バフェットが投資している

投資界の神様と言われているウォーレン・バフェットがコカ・コーラの筆頭株主になっており、発行済株式数の約10%をバフェットが運営しているバークシャーハサウェーが保有しています。

バフェットは少数銘柄を集中投資して、巨額の利益を得ている投資家です。

上記のスタイルは今も変わらず、コカ・コーラの株を保有したのもブランド力が圧倒的だったからとされています。

バフェットは魅力のなくなった銘柄は即売却するタイプの投資家なので、コカ・コーラの株を現在も保有しているということは価値の高い銘柄という裏付けになっています。

コカ・コーラの株価が下落した原因は?

コカ・コーラ株価

コカ・コーラの株価は2018年で安値を切り上げて、ゆっくり上昇していますがそこまで大きな変動幅にはなっていません。

そして2020年のコロナショックで大暴落しており、回復も他の株価と比べて遅い状態です。

回復が遅い状態の原因は、コロナウィルスによる感染拡大で外食産業向けの売上が減少している所だと予想できます。

新型コロナウィルス感染拡大で売上が減少

新柄コロナウィルスの感染拡大によって、コカ・コーラだけでなく株式市場全体が大暴落しています。

コカ・コーラは外食産業向けに販売している売上もあるので、今後飲食店が運営出来ない状況が続くと、コカ・コーラの売上も伸び悩んでしまう可能性があります。

コカ・コーラの株価推移

コカ・コーラの株価推移は下記の通りです。

コカ・コーラとペプシS&P500の株価推移

2016年から米国市場が全体的に伸びたこともあり、S&P500は株価が急上昇しています。

コカ・コーラの株価も流れに準じて上昇傾向にありますが、コカ・コーラは収益構造の転換をはじめている状態だったので業績が減収しており、S&P500のような急上昇はしていないです。

そして2020年のコロナショックで暴落しています。

コロナショックでの暴落は他の銘柄も全体的に落ちていますが、コロナショック後の回復傾向をみるとコカ・コーラは若干回復が鈍くなっています。

競合のPEPと比べてコロナショックの回復が鈍い

新型コロナウィルスの感染拡大によって、世界各国の飲食店が休業・時短営業になっている為、コカ・コーラの消費が減る傾向にあります。

よって売上が減少しコロナショック後の回復を鈍らせている状況です。

競合のPEP株価推移をみても、コカ・コーラの株価は回復が鈍い状態なので業績を回復するのに時間がかかる可能性があります。

ただ比べているS&P500より配当利回りが2%程高いので、実際のリターンをみるとS&P500との差が縮まっています。

配当金を含めるとS&P500とリターンが縮まっている

配当金を含めたリターンをみるとS&P500との距離が縮まっているのは事実ですが、業績を見ると情報技術銘柄のようにしっかり回復している訳ではありません。

コカ・コーラのようなコロナショックによって業績が大きく影響する銘柄は、コロナの感染拡大が収まるまで大きな上昇は望めない可能性もあります。

コカ・コーラの配当実績

コカ・コーラの配当実績をみると綺麗に右肩上がりになっていることが分かります。

年代 年間配当金 増配率
2018 1.56ドル 5.4%
2017 1.48ドル 5.7%
2016 1.40ドル 6.1%
2015 1.32ドル 8.2%
2014 1.22ドル 8.9%
2013 1.12ドル 9.8%
2012 1.02ドル 8.5%

コロナ感染拡大によって業績が悪化した2020年も0.04ドル増配しており、57年連続増配銘柄としての威厳を保っています。

しかし、増配金額をみると近年になるにつれて少なくなっているので、増配が苦しくなってきている可能性があります。

57年連続増配の記録をもっている

コカ・コーラは57年間連続で増配している銘柄で、過去の増配率平均が4.45%と安定しています。

増配率を維持しつつ57年間も増配している企業は少なく、連続増配の観点をみると非常に安定している企業ということが分かります。

しかし2019年・2020年の増配金額が0.04ドルと少なく、2015~2018年の増配金額が0.08ドルという点をみると、増配することが苦しくなってきている可能性があります。

コカ・コーラの業績

コカ・コーラは世界各国で認知されている大企業ですが、収益は2012年を境に右肩下がりです。

コカ・コーラは製品の製造事業を縮小しており、2019年に収益構造の転換が成功し営業利益を上昇して業績改善を成功しています。

しかし2020年のコロナショックによって売上は再び伸び悩む形になっています。

大企業でも業績が悪くなってしまう場合があるので、コカ・コーラの株を購入する時もリスクヘッジを考える必要があります。

2020年はコロナショックによって減収減益

2020年のコカ・コーラの業績は減収減益で、飲食店の売上減少によって悪くなっています。

2021年4月期(連)
決算日 2021年4月2日
売上高 9,020,000千
営業利益 2,722,000千
税引前利益 2,484,000千
当期利益 2,245,000千
EPS
(一株当たり利益)
0.52

引用元:Yahoo!ファイナンス

2020年7~9月の売上高は前年同期比9%減の86億5200万ドルになっており、収益率も大幅に縮小しているので悪化していることが分かります。

大きく売上を伸ばしていきたい所ですが、コロナウィルスの感染拡大で飲食店での消費が減り、コロナが終息しない限り飲食業界向けに売上を伸ばしていくことができません。

一方競合であるペプシコーラは主力商品であるスナック菓子が売上を伸ばして業績が増収増益状態にあります。

2021年4月期(連)で売上高・営業利益は回復している

2021年4月期(連)の業績を見ると、2020年12月期(連)と比べて増益増収していることがわかります。

営業利益も2,722,00千と前回の2,338,000千より高い状態なので、業績回復最中となっています。

今後もこのまま回復すれば、株価も安定して上昇する可能性がありますが、コロナ状況によって再び売上が落ちてしまうリスクもあります。

コカ・コーラの買い時はいつ?

コカ・コーラの買い時

高いブランド力を持つコカ・コーラは安定性が抜群なので、長期保有に向いています

しかし2020年のコロナショックもあり、株価の下落に心配している人もいます。

配当利回りを見ると58年連続増配している状態で、配当利回りも3%程度なので、インカム目的での投資にも向いています。

コロナショックからの回復と企業成長を期待している人もいますが、コカ・コーラはどちらかというと安定した高い配当金と増配を期待して投資していく方が適しています。

2021年の株価回復は期待できるので買い

2021年はワクチン接種が世界各国に広まり、ようやくコロナ終息の目処が付きそうです。

よってコカ・コーラの業績回復も期待できるので、2021年の株価は回復する可能性が高いです。

コカ・コーラの株を買おうか悩んでいる人は、コロナ状況を見ながら購入を検討することをおすすめします。

長期的な保有で利益を得ていきたい人に最適の銘柄となっているので、世界情勢をチェックしてコカ・コーラの業績回復を確認して購入を判断しましょう。

コカ・コーラの株価下落はコロナが原因!業績回復で株価も上昇する

コカ・コーラの株価が下落した原因はコロナです。

コロナ前の下落は売上高の減少もありますが、売上高の減少は収益構造の転換を進めていたのが理由なので、不安要素にはなりません

安定して高配当を受けられる銘柄なので、長期トレードで運用していきたいと考えている人は2021年中に株の購入を検討してみてください。

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