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「子供が学校で大切な服に絵の具を付けて帰ってきた」

「家で画用紙に絵の具を塗っていたら服についてしまった」

手洗いしても洗濯機でいくら洗ってもキレイに落とすことができない。

もうお手上げ、、、という方がたくさんいらっしゃることでしょう。

ですが、諦めないでください!

きちんとアクリル絵の具の性質をしっかりと理解して、的確な落とし方をすれば問題ありません!

今回の記事ではアクリル絵の具の説明から落とし方まで徹底解説します。

是非、参考にしてくださいね。

また、自分で汚れを落とす以外にも宅配クリーニングに頼るという選択肢もありです。

宅配クリーニングで染みが落ちるの?という疑問をお持ちの方こちらをご覧ください。

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アクリル絵の具とは

アクリル絵の具ってどのような絵の具かご存じですか?

一般的には、アクリル樹脂を用いた絵の具全般を指します。

成分の中に石油が含まれており、水で溶いたときは伸びが良く、乾いたら耐水性になるというが最大の特徴です。

紙だけではなく木や石、布にも書くことができます。

この特徴から、小学校や中学校の美術の授業なので広く利用されており多くの子供が使用したことがあることでしょう。

アクリル絵の具の特徴

普通の絵の具とアクリル絵の具の違いは皆さんはご存じでしょうか?

アクリル絵の具の特性を知ることで洗濯の際にきれいに落とすことができるようになります。

アクリル絵の具の主な特徴は下記4点になります。

  • 乾くのが早い
  • 耐水性・耐久性がある
  • 水による希釈ができる
  • 紙以外にも、しっかり描くことができる

特に、1と2は注意が必要です。

洋服にアクリル絵の具がついてからすぐに落すことできれいにすることができます。

また、耐水性・耐久性があるので自宅である程度洗濯をして落とすことができなかったら諦めてクリーニングに依頼しましょう。

水性の具との違い

アクリル絵の具と水性の具との違いは、油分があるような仕上がりになるということです。

アクリル絵の具は、水性の絵の具と同様水性です。

ですが、水性の絵の具と異なるのはメディウムを使用しているという点です。

このメディウムがあることで、耐水性や早い感想を実現することができます。

水性の絵の具ですが、落とすのが非常に面倒なので通常の洗濯では落とすことができません。

アクリル絵の具は落ちるの?

前提として服についたアクリル絵の具は落とすことができます。

ですが何回も洗濯、一晩中つけ置きをするなどの力技では落とすことができません。

今回紹介するアクリル絵の具の落とし方は、家の中にある物で簡単に行うことができ目立たなくなるまできれいに落とすことができます!

また必要な道具がない場合も、コンビニなどで販売させていることも多く簡単に入手することが可能です。

紹介する落とし方を実践してみてください!

アクリル絵の具を落とせるかはスピード次第

前提として、アクリル絵の具は服についてから落とすのが早ければ早いほどきれいに落とすことができます。

これは記事の序盤にも説明したアクリル絵の具の特徴に関係しています。

水に濡らしてから乾燥までが早いということです。

そして乾いてからは、耐水性を持ちます。

耐水性を持つということはただ洗濯するだけではインクが落とすこと難しくなるので適切なクリーニングをしなければなりません。

今回は、服に絵の具がついてから乾く前の落とし方と乾いた後の落とし方を解説していきます。

ご自身の服についた絵の具がどの状態なのか見極めてから紹介する方法を行ってくださいね。

アクリル絵の具の落とし方3パターン

アクリル絵の具を落としタイミングとして大きく分けて3パターンあります。

それは、「絵の具つきたて」と「ついて乾燥」してしまったタイミングです。

「絵の具なのだから落とし方は一緒なのでは?」と考える方が多くいらっしゃることでしょう。

実は、アクリル絵の具は、「絵の具つきたて」と「乾燥後」のタイミングで全く落とし方が異なってきます。

逆を言えば、アクリル絵の具の状態を見極めて落とし方を変えることでさらにきれいに落とすことができます。

しっかりと服についた絵の具の状態を見極めて、クリーニング方法を選びましょう!

乾く前

アクリル絵の具が乾く前の落とし方を紹介します。

必要な道具

  • 洗剤
  • 酸素系漂白剤
  • 洗面器
  • 歯ブラシ
  • ぬるま湯

落とし方

  1. 洗面器の中に、洗剤を溶かす
  2. アクリル絵の具が付いた場所を入れてもみ洗いする
  3. キレイに落ちるまで行う
  4. キレイになお湯に変えて漂泊剤を溶かす
  5. 製品に明記されている時間に沿って放置する
  6. 漂白剤が落ちるまで洗う 洗濯をする

ここでポイントが、洗剤は液体洗剤を使用するのはNGという点です。

洗浄力が強い粉末洗剤を使用することをお勧めします。

乾いてしまった時

アクリル絵の具が乾いてしまった時の落とし方を紹介します。

乾く前と比較して根気がいりますが、きちんと行えば絵の具は落ちるので安心してください!

必要な道具

  • オイル
  • 柔らかめの歯ブラシ
  • タオル2~3枚

オイルはクレンジオイルがおすすめです。

理由は絵の具の中に油が含まれているので油を浮かす必要があり、その役目はクレンジングオイルが最適だからです。

価格も大抵の物が1,000円以下の物が多いので価格の心配は不要です。

落とし方

  1.  服についたアクリル絵の具の箇所にクレンジングオイルを付ける
  2.  歯ブラシで撫でるように優しくこする
  3. 汚れが浮いてくるまで繰り返す
  4. 汚れが浮いてきたら水で灌ぐ
  5. 汚れがある程度落ちたら洗濯をする

ここでポイントは歯ブラシで擦り過ぎないということです。

あまり強くこすると服が傷む原因になります。

またクレンジングオイルを足す分には問題はないので足りなくなったら追加しましょう。

クリーニングに依頼する

どうしても落ちない場合はプロにお任せしましょう。

費用は掛かってしまいますが間違いなくきれいになります。

絵の具が付いた服を洗濯する手間、時間がないという方はクリーニングに出すことをオススメします。

クリーニングに出すことによって、新品のような仕上がりになるので服が長持ちするというメリットもあります。

またクリーニング以外に宅配クリーニングという手段もあります。

今回は染み抜きで評判の良いのクリコムもチェックしてください。

アクリル絵の具がついた服をクリーニングする際の注意点

アクリル絵の具がついた服を洗濯する際は、注意が必要です。

では、一体どのような点に注意して洗濯をするべきだと思いますか?

油性のアクリル絵の具は、意外と落とすことが難しいので注意点を守って洗濯をしなければ大変なことになります。

下記が、アクリル絵の具がついた服をクリーニングする際の注意点になります。

  • 洗濯表示を確認する
  • ポケットの中身を確認する
  • 除光液は使用しない

洗濯表示を確認する

アクリル絵の具が服についたらすぐに落としたいですよね。

気持ちはわかりますが、一旦落ち着きましょう。

そのアクリル絵の具が付いた服は、クリーニングをして問題ありませんか?

自分のお気に入りの服に絵の具がつくと、焦ってしまいすぐに水でジャブジャブ洗濯したくなりますよね。

ですが、アクリル絵の具を落とす前に洋服の洗濯表示を確認しましょう。

洋服の中には、素材や色の問題で洗濯をするのがあまり好ましくない物も存在します。

よって、事前に洗濯表示をみてから洗濯するようにしましょう。

もし、洗濯マークの箇所にバツマークがある場合は洗濯は避けましょう。

この場合は、宅配クリーニングなどに依頼してきれいに落としてもらいましょう。

宅配クリーニング社を比較したいという方は、下記記事をチェック!

ポケットの中身を確認する

アクリル絵の具を使用する際は、アルカリ性の洗剤を使用することが多いです。

アクリル性の洗剤は、物体の色を落とすこともあるのでポケットの中身を確認してから洗濯するようにしましょう。

また、洗濯途中に溶けたアクリル絵の具がハンカチなどについて落とすことができなくなることもあるので注意が必要です。

よって、アクリル絵の具がついた服を洗濯する際はポケットの中身をしっかり確認してから洗濯しましょう。

除光液は使用しない

アクリル絵の具を落とすには、除光液が最適というイメージをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

確かに、アクリル絵の具は除光液を使用することで落とすことができます。

ですが、除光液を使用すると洋服の色が変化してしまう恐れがあります。

除光液には、アセトンという有機溶剤が主成分です。

このアセトンが、洋服の色を落としてしまうのです。

よって、除光液を使用してアクリル絵の具を落とす時はノンアセトンタイプの除光液を使用しましょう。

素材によって落とし方が変わる?素材別に解説

服の素材によってアクリル絵の具の落ちが違うってご存じでしたか?

この知識があれば絵の具を使う時に、着る服を選ぶことができます。

今回紹介するのは、落ちやすい素材と落ちにくい素材をそれぞれ紹介します。

綿・コットン

綿・コットンは絵の具が落ちやすい素材です。

綿・コットンで作られた服は、生地が頑丈なので擦り洗いなどを行えます。

よって絵の具が落ちやすいです。

ポリエステル

ポリエステルも絵の具が落ちやすい素材です。

生地がツルツルとしているので絵の具が吸収しません。

よって表面に固まっているだけになるので手洗いなどで比較的楽に落とすことができます。

ウール・カシミヤ

ウール・カシミヤは、絵の具がとても落ちにくい素材です。

アクリル絵の具を使用するときはセーターやニットは極力避けることをオススメします。

理由は2つも素材とも水分の吸収力が高く、染みやすいという特徴があるからです。

また、セーター・ニットのクリーニング代が気になる方は、下記記事を参考にしてください。

その中でも、頻繁に付くことがある壁・皮膚・ガラスの落とし方を紹介します!

「番外編」アクリル絵の具が壁・皮膚・ガラスについた時の落とし方

ここからは、番外編です。

アクリル絵の具が洋服以外についたことはありませんか?

アクリル絵の具は、物を問わずきれいに着色するので落とすのが少し面倒です。

その中でも、頻繁に付くことがある壁・皮膚・ガラスの落とし方を紹介します!

壁についたとき

アクリル絵の具が壁についたときは、水を含ませた雑巾で強く拭きましょう。

アクリル絵の具も水性なので、水でふくことできれいに落とすことができます。

壁についてから、長時間経過した場合は雑巾に除光液を含ませて拭くことで落とすことができます。

ここで1点注意点があります。

除光液を使用する際は、壁の目立たない箇所でテストを行ってから拭きましょう。

また、除光液で拭く際は優しく拭き取りましょう。

勢いよく拭くと、インクが伸びてしまう可能性があります。

皮膚についたとき

アクリル絵の具が皮膚についたときは、とにかく水で洗いましょう!

水である程度洗った後に、それでも落ちないなら石鹸を使用してきれいに落としましょう。

また、1回の水洗いで落ちない場合は時間を置いて何度か洗いましょう。

回数を重ねる内にきれいに落とすことができます。

ガラスについたとき

アクリル絵の具は、ガラスについたときが一番厄介です。

なぜなら、ガラスに除光液は使用することができないからです。

よって、ガラスについたアクリル絵の具は水を含ませた雑巾で落ちるまで拭きましょう。

アクリル絵の具がついても気にならない方法

アクリル絵の具が服についてしまうことはどれだけ注意しても仕方ないことです。

でも絵の具が付いたときに限って、お気に入りの服やおろし立ての服だったりしますよね。

絵の具が付いた服の洗濯や、漂白剤につけるのはかなりめんどうくさい作業です。

ではアクリル絵の具から大切な服を守るためには、どのようによればよいか。

ここでは2つ方法を紹介します。

汚れてもいい服をきる

小さい子供が服に絵の具を付けずにお絵描きするなんて不可能です。

ならば最初から汚れてもいい服を着ましょう。

服の色も白ではなく、黒色などの汚れが目立たない服がオススメです。。

洗濯で落とせる絵の具を使う

落ちやすい絵の具を使用するという方法もあります。

例えば、水性絵の具です。

アクリル絵の具に関するQ&A

最後はアクリル絵の具に関するQ&Aです。

素朴な質問から、面白い質問まで回答します!

絵の具の色によって、落としやすい色と落としにくい色がある?

「絵の具の色によって、落としやすい色と落としにくい色がある?」という質問を多く耳にします。

結論からいうとあります。

落としやすい色は、黄色やオレンジなど明るい色です。

逆に落としにくいのは黒や青色などの寒色です。

これは、顔料(色の粒のようなもの)の組成が違うからです。

寒色は、顔料が細かく服につくことで繊維の奥まで染み込むので落とすのがなかなか難しいです。

よって、アクリル絵の具を使用する際に寒色を使用するときは細心の注意が必要です。

アクリル絵の具がついた衣服をクリーニングに依頼する際に、するべきことはありますか?

アクリル絵の具を自宅で落とそうと頑張ったけど、落とすことができないのでクリーニングに依頼しようと思った方が多く抱く疑問です。

多くの方が、そのまま絵の具がついた洋服をそのままクリーニングに依頼すると思います。

ですが、それでは不十分です。

なぜなら、クリーニング業者は一目見ただけではこのインクがアクリル絵の具が否か判断が付かないからです。

よって、クリーニングに依頼する際はメモなどに絵の具の種類や主な成分などを明記して依頼することでその成分に合わせた適切なクリーニング方法できれいに落とすことができます。

よって、クリーニングを行う人がどのような絵の具なのかわかりやすいようにして依頼することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アクリル絵の具の落とし方が良く分かったと思います。

一番大切なことは服にアクリル絵の具がついてから落とすまでのスピードです。

やはり、早く落とすに越したことはありません。

絵の具が乾いてしまったときの対処法でも問題はないので実践してみてください。

これからあなたがアクリル絵の具の落とし方で困らないことを祈っています。